赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

余計な一言で失敗しない思考法

余計な一言、ついつい言ってしまうんですよね。

今日は予定な一言を出さないための考え方を書いていきます。

 

 

 

必要ないものはいらない

 

もともとあまり物を持たず、

完全ではないですがミニマリストに近いかもしれません。

それは仕事がデザイナーだからなのかなぁと思ったりします。

 

デザインという仕事は

目的に合わせて必要なものを決め、

必要なものだけを入れる作業。

つまり、余計なものは入れてはいけないんです。

 

そういう視点でいると、

日常生活でも 余計なものは要らないと考え

必然的に物は増やさず割と最小限になってきました。

 

そして、物を買うより捨てる方が好きでゴミの日はワクワク。

メルカリも利用しています。

 

世には断捨離の本が沢山あるというのに

いまだお世話になったことはないので

もともと最小限を楽しめる人間なのだと思います。

 

でも、余計な物は持ちたくないのに、

余計なこと言っちゃって反省した回数は何百回とあります。

その根底にあるものを考えてみました。

 

 

 

沈黙は金、雄弁は銀

 

沈黙は金、雄弁は銀ということわざの通り

安易な喋り過ぎは相手を不快にし、失態を招きます。

そして、余計な言葉っていうのは

相手を傷つけるとか悲しませる言葉に限りません。

 

特にZoomでは直接会っているときに比べて聞き取りにくいので

情報量を増やして混乱させるのも余計な言葉なのだと思います。

言われる側になると本当不快だとわかるのに

なぜ言う側になると口が先に動いてしまうんだろう。

 

余計なことを言いたくなってしまう根っこには

自分をわかってほしいという望みがあるからです。

私はこんな知識を持っているよと自己顕示欲が強いんですね。

自分を少しでも良く見せようとする気持ちは

多くが自信のなさから現れるものなので、

自信がつくまで自制心を身に付け、付き合っていくしかありません。

 

 

では、コントロールするために必要なことは

とにもかくにも結果(ゴール)を明確にすること、です。

 

「商談の成立」「見込み客の紹介」「顧問契約の継続」など

仕事であれば、ある程度合う目的が決まっています。

さらに、その中で自分軸ではなく、相手軸で考え、

どんな印象を持たせたいかを事前に決めておくのです。

 

私はプライベートで人と会うときも結果を考えています。

放っておくと議論に勝ちたくなるタイプなので…

基本的に自信もないし、自己顕示欲の塊のようなタイプなのでしょうね。

中長期的にどんな関係を望むかを決め、確認してから会うと

ちょっと違うなぁと思ったことも容易に飲み込むことができるし

それいいんじゃない、と肯定できる心の余裕も生まれます。

 

 

欲しいのは結果である

 

 

話が盛り上がって、その瞬間に集中しすぎて

質問の精度が落ちてしまえば、

せっかくの貴重な時間が失われる一方です。

時間に敏感な経営者は、コスパ重視なので

短い時間で最大の結果が欲しいのです。

 

結果よりプロセスが大事と言われますが

苦労しても頑張っても、結果がなければ何もなかったのと同じ。

仕事において主役は結果。そう捉えると、

苦労、頑張りはやって当たり前。わざわざ言うようなことじゃない。

何を言って何を言わないかは自ずと見えてくるものです。

 

先日受けた有料セミナーで

講師のプロフィールとバックエンドの宣伝が長すぎて

それだけでうんざりなのに

加えて、規約違反を犯している話までペラペラと…

「内緒にしてくださいね!」とおっしゃっていましたが、

信用できない認定してしまい、

当然バックエンドの商品は検討すらしなかったです。

 

ぜひ、発言する前に

どんな結果を得たいのかを問うてみてください。

 

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。