赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

自分の欠点を発見する簡単な方法

他人を見ていて、

もったいないな~直した方がいいのにな~っていう癖を

発見したことはないでしょうか?

でも、わかっていてもなかなか指摘できないですよね。

同じように、自分も知らず知らず不快感を与えている癖があるかもしれません。

 

 

 

 

自分のことは見えない

 

フリーランスになって、

自分で自分の改善点を知るのは至難の業だと思いました。

フィードバックがあったとしても

具体的に何をどうすればいいのかが出てこないんです。

 

 

幻想もあるし事実を認めたくないし、

なんせやるのが自分だから

できない(やりたくない)言い訳が次々出てくるのです。

 

幸い、怒られる上司はいないけれど、

クレームが増えたり、収入が下がったりがダイレクト。

しかも、わからないことがわからない。

この不安は上司に怒鳴られる以上のきつさがあります。

資金面の余裕はもちろんですが、心身共に健康で

楽観的に解決策を探ることも楽しめるくらいじゃないと

フリーランスはしんどいと思います。

 

 

他人の事業に対してはアイデアが次々浮かび、

えー?なんでやらないの?なんて気軽に言えるのに、

自分に対しては本当腰が重くなってしまうのは

きっと私だけじゃないですよね。

 

 

私は偶然、数年前から自分を客観的に見るいい機会に恵まれており、

今日は、皆様にも応用できる方法としてシェアしたいと思います。

 

 

咳ばかりしていた!!!

 

私自身、インタビューの仕事で

数年前から動画撮影がセットになりました。

動画は私がメインで映っている訳ではないんですが

チェック版が到着すると、チェックしない訳にはいかない。

自分は毎回ちょこっと登場するだけなのに

顔も声も見なかったことにしてしまいたいくらい嫌な作業でした。

 

自分の声に幻想を抱いていたのでしょうね。

歯列矯正中で特に口の動きには注意しなければならなかったのに

活舌は最悪だし、そもそも声は低いし、

たまに慌てた動きもあって落ち着きが感じられない。

 

そして、何より驚いたのが咳払いの回数が半端なかったこと。

風邪でもないのに10秒に1回くらいの割合で咳。咳。咳。

(コロナ禍では許されないレベルの咳でした)

こんなノイズを入れてる自覚は全くなかったのでショック。

この咳払いだけが理由じゃないけど、

当時ヘビースモーカーだった私は結局タバコやめました。

 

苦痛を伴う作業ではありますが

動画のおかげで日々自分の嫌な癖と向き合えています。

タバコもやめて7年くらいになるし、

矯正器具も取れたので活舌もだいぶ良くなったはず。

それでも動画の中の自分は理想通りの人間になることはなく

見る度に嫌な癖を発見しています。

 

自分の欠点見るのは死ぬほど恥ずかしいけど

その恥ずかしい欠点は自分で気づいて直さない限り

これからも人様に見せ続けることになるので、修行だと言い聞かせています。

 

 

 

自分で自分を撮ってみる

 

 

用意するのはスマホで充分です。

ボイスメモに自分の声を録音するか、

自分の話す姿を動画に撮ってみてください。

1分でも2分でも構いませんが、撮り終えたら直視する。

自分で見て不快感ないかな?って一度見てみて欲しいんです。

 

今まで録音した自分の声を聞いたことのない人は

自分じゃないような、ものすごく恥ずかしい気持ちになるかもしれません。

でも、それがクライアントに映っている自分なんですよね。

話し方だけでなく、できれば手の位置、目線や姿勢、メイクや服など

気になるところをチェックしてみてください。

 

見たくない自分の癖に気づくのは楽しい作業じゃありません。

ただ、恐らくご自身で気になった箇所は

他人も気になっているんじゃないかと思われます。

同じ会社で他者の利益に影響するなら注意もしてくれますが

フリーランスだと誰も言ってくれないんですよね。

そして、それが単発仕事なら許されても

中長期に渡って長く仕事する関係になるとNGとなる可能性があります。

 

一日早く気づけば一日早く直せる。

前向きに捉えるようにしてください。

 

ちなみに、タバコを嫌う経営者も一定数います。

何とも思わない方もいるにはいますが

吸っていて喜ばれることはまずありません。

吸わなくて済むならその方が絶対得だと思います。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。