赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

商談のラスト1分に使うべき言葉

商談って緊張しますよね。私は何回やっても緊張します。

残念ながら、今回紹介するのは

緊張をほぐすアイデアではないのですが……

 

商談で、大切な言葉があるんです。

それもラストに使うべき言葉が。

 

 

 

相手は選ぶ自由がある

 

どれだけ準備万端にして行って

最高のプレゼンができたとしても

この言葉の逆を言ったら、私だったら契約しませんね。

それくらい威力のある言葉をご紹介します。

 

それは……

 

相手に選ぶ自由があると伝える

 

これにつきます。

 

言い回しは場面や商材によって異なりますが

あとはあなたの選択に委ねます、とか

お断りいただいて構いません、とか

表現方法は何でもいいのですが、

 

「買ってください」「申し込んでください」等の

こちらの要望は伝えた上で、

「買っても買わなくてもそれはあなたの自由です」という

スタンスで終えることです。

 

 

 自由を尊重されないと苦しい

 

ひとって、縛られるの嫌いな生き物なんですよね。

ひとに限らないか。動物だって自由がいいですよね。

 

買わなきゃ帰してもらえないみたいな

ものすごいセールスを受けたことありませんか?

 私は経験ありでして、不快極まりなかった記憶があります。

 

15年以上前ですが、友人が通ってるエステに

付いて行ったことがあったんですよね。

どんなセールスでも断れる自信があった私でさえ、

数百円のお試しセットくらいならと言わせたエステサロン。

今思い出してもあぁ悔しい。

 

でも、保険や投資やネットワークビジネスのような

個人の代理店が動くような商売だと

規制があっても前述のエステサロンに近い雰囲気の人がいたりします。

そう考えると、読者の方のなかにも

程度の差はあれど、強引な勧誘を一度くらい経験した人もいるのでは?

 

マズローの欲求5段階説の安全欲求が揺らぐと

何もかもほんとどうでもよくなります。恐怖で無理やり契約を迫られる状態。

選べない自由がこんなに苦痛なんだとわかっていると

とても自分がやる側になろうとは思えなくなります。

 

 

買ってもらわないと困る!は伝わる

 

商談の際、一番捨てなきゃいけないのが

どうしても今買ってもらわないと困るんだというマインド。

そこは、どうしても今買わないと相手が困るようなプレゼンをしなきゃ。

 

前述したエステサロンだって、信用を提供していれば

こちらから後日コースを申し込んでいたかもしれません。

残念ながら1回限りの数百円で終わりましたし、

エステ業界そのものへ不信感が残りました。

 

たとえ今日契約取らないとやばい状態でも

それってこちらの都合であって相手には関係ないことです。

世間って想像する以上に狭いし、

一度押し売り認定されたら簡単にリセットできません。

 

特に気の緩みやすい帰り際こそ

ニッコリ余裕を見せられるかどうか。

演技でもいいんです。

辛いときこそ歯を食いしばって

中長期に信用を積み重ねたいものです。

 

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。