赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

【書評】「渋谷ではたらく社長の告白」を読んでシェアしたい2つのこと

今日は書評です。

 

渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉 (幻冬舎文庫)


2013年に発売された本なんですね。

(もともとは2005年のようですが)

今さらながら拝読しました。

 

 

 

 

1.宇野社長がカッコよすぎる


いきなり著者以外にフォーカスしてしまってすみません!

株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの宇野康秀社長がカッコよすぎるんです。

宇野社長はインテリジェンス(現:パーソルキャリア)創業者で

藤田社長はインテリジェンスのご出身。

見守りながらも必要な助言をし、なんて器の大きな人なんだろう。

胸が熱くなるエピソードの数々に、実話なのこれ?と言いたくなる。

成長とともに周りの入れ替わっていくもの。

成長の速度が違えば一緒にはいられないものです。

ネットで検索すると宇野社長と藤田社長が写った

笑顔のツーショット画像が見られますが、

本書を読んでから見るとなんとも微笑ましい気分になりました。

豪華な経営者の登場も興味深くて一気に読んでしまいます。

次は、宇野社長関連の本が読みたい。

 

 

2.理念に忠実な経営、そして採用


今や2018年3月時点の総資産は1390億円で、日本長者番付36位(フォーブス誌)の藤田社長。

そんな超絶セレブな地位を築かれた社長の意外すぎるスタート地点を垣間見ることができました。

何をやるかはさておき、「21世紀を代表する会社を作る」と実行し続けたことで

ブレない精神があったのだなと感じます。

以前、40億円の借金を背負った社長(今は事実上無借金経営)とお会いした際に

「理念経営ってきれいごとでしょうか?」と尋ねたことがありまして

窮境状態のとき、とてもじゃないけど理念のことは考えられなかったと

おっしゃっていたのを思い出しました。

藤田社長は負債ではなく株価低迷だったからまた違ったのでしょうか。

理念を掲げ、いかなるときも理念に沿った判断をするのは容易でないです。

カルチャーが根付く採用についてはこちらでも説明されています。

 

起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営


サイバーエージェントご出身という大竹慎太郎氏の本。

両方読むと更に理解が深まるのでおすすめです。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。