赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

3日に1回は雨?傘にこだわりを

レインコートは100円均一のものしか使ったことがありませんが、

使用したのは野外フェス(会場は傘禁止)一度だけです。

 100円均一を選んだ理由は使用頻度が限りなく低いから。

 

皆さんは日本の年間降水日数を調べたことがありますか?

 私は大阪ですが、大阪の降水日数を知って傘にはこだわろうと決めました。

 

 

ビジネス✕自転車は難易度が高い

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5年くらい前に、自転車の傘差し運転が罰金対象になってから

レインコート類が売れていたと聞きました。

私はレインコートは買わず、自転車をやめたんですよね。

 

自転車の利点は沢山ありました。

自転車で移動できる距離にクライアントのオフィスが複数あり、

特に女性の方には共感いただけると思うのですが

ささっと自転車で行けばヒールも辛くないし、バッグの重さも負担になりません。

帰りは遠回りしてスーパーに寄って更に荷物を増やしてもOKという便利さ。

 

でもですね、それらの利点を全て無しになるほど

レインコートで辿り着いた自分がクライアントと会うのが想像できなかったのです。

おしゃれなビジネス向けの防水仕様のコートは沢山ありますが、

傘を差すことを前提につくられたものばかりです。

 

自転車用は、フードに加えひざ下までの長さでかなり大掛かり。

びしょ濡れのソレをどこで脱ぎ、畳むのかイメージできません。

クライアントのビル前ではできませんので、

レインコートを着て移動しても少し離れた位置で脱ぎ、

最後は傘も必要になるでしょう。

 

日本の年間降水日数は平均122日(2016年)だそうです。

外出しない時間帯とか短時間で気づかないうちに

降っていることも含まれるでしょうけど

数字上では3日に1回は降っている計算になります。

 

私の場合、雨の日だけでなく、春夏には日傘も使用するので

傘の出番は春夏の日中外出する全ての日数。

帽子だって商談時に持っているのは不自然極まりないわけで……

 

サラリーマンの通勤には問題ないでしょうけれど

フリーランスの自転車訪問は、

雨はもちろん、女性の場合は晴れていても厳しいというのが私の見解です。

 

自転車をやめて歩くことに

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自転車をやめてからは早めに出て歩いています。

ヒールは疲れるし、汗もかきたくないですが、

幸い、身体を動かすのは悪くないなと感じています。

 

貴重な仕事時間に散歩するなんてもったいないように思っていましたが

パソコン仕事のフリーランスにとっては

運動不足のまま歳を取る方が余程怖いと考えを改めました。

公共交通機関を利用すれば

階段がありますし、並びますし、揺れますし、結構鍛えられます。

替えの靴を持ち歩いて一駅、時間が許せば二駅歩くのは普通になりました。

 

そして、ながらスマホはできませんので、歩くときは耳を使います。

kindleの読み上げ機能を使ったり、オーディオブックを聴けば

増えた移動時間も立派な学習時間になるのです。

 

最近はZoomが日常になったので7,000歩すらなかなか達成しません。

そういうときは部屋でルームサイクルも追加しています。

 

こんな風に運動習慣ができたのも、

傘差し運転が罰金対象になったからなんですよね。

この5年でジム通ったり(今はやめました)、自宅トレを強化して

意図的に運動を取り入れるようになりましたけども、

もし罰金というきっかけがなければ、不健康生活を自ら変えようなんて

とてもできなかったと思うのです。

 

傘にこだわりを

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3日に1回は使う可能性のある傘。

使用頻度が高いとわかると、使い捨ての傘じゃなく

きちんとこだわりたくなります。

 

クライアントにも見られますしね。

私自身が、部分は全体を包括するという考えなので

物を大切にする姿勢、を不快に思われる方はいないはず。

 

色々調べてみると、たかが傘、されど傘。

結構いいお値段することがわかりました。

傘なんていつなくすかわからないし、お金かける必要あるの?と

私も買う直前まで何度も何度も悩みましたけど、

どれだけ過去を遡っても傘をなくしたことが一度もなかったので

長傘と折り畳み傘、両方購入しました。

 

しょっちゅう傘を置き忘れた経験のある方は

ビニール傘もありなのかもしれませんが、ね。

 

あと、雨の日用のバッグは持っていないので

雨がひどいときだけいつものレザーバッグを

雨用バッグカバーに入れています。

バッグカバーといっても特殊なものじゃなくて

ただの大きな防水バッグ(普段はエコバッグとして使用)。

最寄り駅についたらカバーを仕舞って

クライアントとお会いするときは「いつもどおり」。

 

きちんとした格好は自分に自信が持てるし、

お会いする相手への敬意の表れ。

これからしばらく雨が多いでしょうが、上手に乗り切りたいですね。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

文章力向上を目指すならあのアプリを使おう

尊敬語、謙譲語、丁寧語を使い分け

毎日当たり前のように文字を書いています。

誰も真に受けないとわかっているのに。

でも、フリーランスにとっては必要な能力のひとつです。

 

 

丁寧な言葉を覚えることは簡単

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「お目にかかれて光栄です。」

「心より感謝申し上げます。」

 この言葉をメールでもらって、

うわぁ嬉しい!って人はいないと思うんです。

 

ビジネスとして

失礼のない定型文だと誰もが知ってるから、

素通りする文字群ではないでしょうか。

最低限のマナーとして使える人であってほしいけど

メリットとしては「失礼でない」くらいのもの。

 

しかしながら、使えなかったときは「常識がない」とされ

デメリットとしては大きいので軽視もできません。

 

感情とは無関係なビジネス上の「飾り」。

早く本題に入ってくれたほうがお互いに時間を節約できるものの

この「飾り」のマナーはチャットワークやスラックでも完全ゼロにはなっていません。

 

 

メルカリに学ぶビジネス文

 

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昨年だったか、メルカリの累計取引件数は5億件を越えましたが

割と誰もが利用したことのあるアプリになってきました。

私もご多分に漏れず売る方も買う方も経験しています。

 

メルカリの何がいいかっていうと

出品者も購入者も相互評価がある点ですよね。

だから汚い言葉は使わない。

相手のミスだと明らかにわかっていても

ストレートに攻めないようにオブラートに包みます。

 

私も始めたばかりのときは

こんな丁寧な言葉がスラスラ出てくるような

カスタマーセンターで接客してるような人ばかりがユーザーなの?と驚いたほど。

そもそもの比較が悪かったのかもしれませんが、

街のフリマでそんな言葉遣いの人を見たことないんですもの。

 

そんな先輩たちを見習いながら、

どんな不快な場面に遭遇しても、ぐっと飲み込み

ひたすら検索し、回答を得てきました。

メルカリは街のフリマと違ってアプリだから即答する必要がないんですよね。

カンニングしまくって最適解を用意すればいいのです。

 

感情的になってもロクな結果になりませんし

声のトーンも表情も関係ないだけに、送信した文字が全て。

どう感じるか?伝わるか?失礼でないか?と

送信前に何度も自分の文章を読み、相手目線になれる習慣がつきます。

 

メルカリは価格交渉が勉強になるアプリだと教わったことがありますが

個人的には文章でのコミュニケーション力を鍛えられる最高のアプリだと思います。

 

大事なのは行動で示すこと

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メルカリのコメントがどれだけ美しくても

実際は寝っ転がりながらお菓子片手に入力しているんでしょう。

そしてそれに返信する人もトイレの中かもしれません。

真に受ける人なんていないんですよね。

でも、怠ったときのデメリットが大きいからやる。

 

考えるほどにバカバカしいし、一体何のためなんだと思えてきますし、

文章上でいくら素敵な言葉で敬ったところで

行動が伴わない人なんていくらでもいるのです。

 

だから、私は人を見るとき

その人が発した言葉とか、文字は信じないように気を付けています。

 

巧みな言葉を駆使できる人には人が集まりやすいですが

何を喋ったかなんてどうでもよくって、

どう行動したか?だけに注目していれば

変な人とは付き合わなくて済むんですよね。

 

口だけうまい人にチヤホヤされても

結果が出なければホストクラブにお金使ったのと同じ。

同じチヤホヤするだけなら

口達者なだけの中年オジサンにお金払うより

容姿もいいホストにお金払ったほうがマシだわ。

 

本当に依頼内容を理解しているか?

本当に自社のための提案をしているか?

本当に言動どおりに行動しているか?

よーく行動を観察してくださいね。

 

クライアントでも取引先でも

言葉が足りなくてもったいないよなぁと思う人はいます。

一見、失礼な人に勘違いされちゃうんですよね。

もしかして自分のこと?と思われた方は

ぜひメルカリに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

同じものでも流行りの店で買う理由

昨日のブログでは地域一番店で知った「質問」について書きました。

 

www.sekitoba.info

 

どうせお金を使うなら地域一番店で、とグレードアップ中です。

同じものを買うにしても、地域一番店へ行くと

自分の仕事にも活かせるヒントが溢れているんですよね。

 

 

地域一番店を避け続けていました

 

グレードアップといっても、

別に今まで極端に安いところを探していたつもりはないんです。

ただ、なんとなくパワーが漲る場所は落ち着かないというか、疲れるのです。

 

なぜ疲れるのかといいますと、

おしゃれな店でおしゃれなものを買うには

おしゃれな自分に変身してから出向く必要があるからです。

 

数年前の話ですが、

スウィートキャメルのパンツが欲しくて梅田の百貨店に行きました。

 

分析思考上位の私ですから、自分が買うもの以外についても

聞いてみたいことは沢山ありましたが、

空間の雰囲気に負けて何となく質問できませんでした。

いや、言えばいいんだけど、カッコつけたかったんでしょうね。

 

しばらくして、スウィートキャメルのパンツは

近所の衣料店で取り扱っていることを知りました。

妙齢(?)夫婦が営んでおり、実家に行くようなどこかホッとする雰囲気。

気軽に試着できて、どこか変じゃないかも聞きやすい。

しかも、梅田の百貨店と同じ商品で同じ価格なんです。

「気合い入れて梅田まで行ってたのは何やったんや」と

 私は近所の衣料店の常連になりました。

 

最先端に触れられるチャンス

 

会社であれば毎朝共有されるような業界情報も、

上司や同僚との雑談で得られるトレンドや便利なツールも、

フリーランスは自分で取りにいくしかないのです。誰も教えてくれません。

放っておくとあっという間に浦島太郎のように時代に取り残されてしまいます。

 

そう考えたとき、

服に限らず、物や体験を買うときは学びのチャンスと捉え

最先端の環境に触れる努力をしようと思いました。

失敗したとしても、話のネタは増えますしね。

ニュースが情報源ばかりの人は、知識は豊富でも面白くありません。

実際に自分の目で見て体験した一次情報だからこそ価値があり

聞き手も熱心に聞いてくれます。

 

地域一番店に学ぶと考え方を変えてみると

近所の衣料店に不満があった訳ではありませんが、

修繕はしているでしょうが、何十年と変わらない店構えに、

変わらない店舗レイアウト、試着室、支払い方法。

あの店での時間は学びではなく癒しだったことに気づきました。

 

会社員の方がそこで買い物するのは問題ないと思います。

ただ、フリーランスが何度も訪問すべきか?というと違うんじゃないかと。

長期に経営されて来られた功績に関していえば、見習うべき大先輩といえますが、

繰り返し訪問するなら進化が目に見えるような店を選びたい。

それに、癒しを求めるなら癒しの地域一番店を探した方がいいですよね。

 

自ら緊張感を作るメリット

 

百貨店で買うと決めてから、

たかがパンツひとつ買うために、結構準備するんですよね。

 

梅田まで行くならやはりフルメイクじゃないとおかしい。

メイクをすると、当然髪も巻かないとおかしい。

髪を巻くと、やっぱり靴はヒールじゃないとおかしい。

ヒールを履くと、ストッキングじゃないとおかしい。

お店に到着するまでに自意識過剰なくらいの準備。

面倒くさいですが、このひと手間が結局は大事なのだと最近気づきました。

 

試着で対応してくれるのは細くてキレイで若いお姉さん。

その日出会う店員さんは緊張感を持ったよそ行きの私しか知りません。

その私に似合うパンツを選んでもらう訳ですが、

とにかく買ってしまったら、

それを履き続けられるよう努力するしかないんです。

 

スーパーで買い物する前にちょこっと寄って

手抜きメイクさえも崩れ、おしゃれより暑さや防寒を優先した服、

着脱のしやすさだけを考えた靴。

そんな私を見て選んでもらうパンツは

きっと百貨店のそれとは違うのではないでしょうか。

 

近所の衣料店にはずっと頑張っていて欲しいけど

気楽に買える服は気楽になれる服、

言い方を変えれば、怠け癖が表れる服じゃないでしょうか。

私はあえて厳しい道を選びたいと思います。

 

服に限らず、

「いつもと同じ店」を「地域一番店」に変えてみることで

時代の流れを肌で感じ、自分にどう活かせるかを探究していきたいですね。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

フリーランスの魅力を高める3回の質問

長くフリーランスを続けるために必要なのは

リピーターに継続して発注していただく努力だと思います。

自分と同じようにクライアントも歳を取るので

新規獲得も大切なのですが、そこに集中するためにも

やはり安定したリピーターの存在が不可欠なんですよね。

 

 

嫌だったことはどんなことですか?

 

私は自分が住むエリアでは一番の席数を誇る美容院へ通っています。

規模が大きいということは、プラスの要素も多いはずでその工夫が見たいから。

ガラス張りでシャンデリアが見えて、見た目も素敵です。

 

入店すると、受付専門の方、美容師さん、アシスタントさんの

最低でも3名の方が対応してくださるのですが

初回訪問時に全員から尋ねられたのが

「今までのサロンで嫌だったことはどんなことですか」でした。

1日に3回も同じ質問されるとさすがに印象に残ります。

 

同じく歯科も2フロアの大きいところへ通うようになりました。

やはり初回尋ねられたのは

「今までクリニックでされて嫌だったことは何ですか」。

 

どこかで誰かが教えている代表的な手法なのでしょうか?

技術だけでなく経営にも熱心なところでは

好かれる要因を探るよりも

まず嫌われないためのヒアリングをするようです。

 

 

不満を潰せば魅力になる

 

美容院にしても歯科にしても

1箇所に何十年も通い続けている人って稀じゃないでしょうか。

ライバルは無数にあるし、お得なキャンペーンも積極的に行われています。

店側に落ち度がなくても、クレーム級のトラブルがなくても

パタッと来なくなり他所へ通いやすいのです。

 

しかしながら他所の魅力を追おうにも

永遠にキャンペーン価格で提供したり、設備投資し続けることはできません。

そう考えると、可視化されにくい小さな不満を徹底的に潰していくことは

他所には真似しづらく、結果として魅力も高めてくれ、

来店客に質問するだけならかかる費用は0円という

最高のマーケティングではないかと思うのです。

 

そして、初日にあえて3回も同じ質問するのも効果的なのでしょう。

私も含めて、予想外の質問をされて

瞬時に的確な回答なんてできないと思うんですよね。

 

美容院で「今までのサロンで嫌だったことはどんなことですか」と聞かれても

1回目は「特にないです」と咄嗟に答えるのが精一杯。

恐らく、されて嫌なことは沢山あるんだろうけど

配慮が当たり前に行き届いている業種ですし、

経験してみないと「これが嫌だ」とわからないんですよ。

 

幸い美容院にしろ歯科にしろ時間がたっぷりあります。

席に案内されながら、シャンプーしながら、雑誌を読みながら、

過去に通ったサロンとぼんやり比較しながら

ジワジワと嫌だったことって何かあったかな?と想像を巡らせる。

そうすると、「そういえば…」が浮かんでくるものです。

 

でも一度済んだ話。

言語化できたからといって、わざわざ自分から言い出すなんて

なかなかできるもんじゃありません。

だから2回目、3回目と時間を置いて聞くことで

言いやすい状況を作っているのです。

 

フリーランスも質問してみよう

 

今回の嫌だったことを質問する話は

フリーランスとして初めて受注するときも使えます。

しかも自分の悪口を聞く訳じゃないから質問するのもストレスフリー。

 

ただし、自分1人で

 

「今までのデザイナーで嫌だったことはどんなことですか」を

一語一句そのまま3回言えばさすがにうざいです。

歯科でも同じ人が聞いてきたときは、

表現や言葉を若干変えていて、うまいなぁと思いました。

 

「困ったエピソードとか、あれば聞かせてください」

「これだけは無理だった話とかあります?」

こんな感じで上手に言い換えてくださいね。

 

美容師と顧客の関係に比べると

経営者とフリーランスはもっと距離も近いはずなので

「以前はどんな方に頼んでいたのか?」

「なぜ自分に声をかけたのか?」

「自分にどういう役割を望んでいるか?」

あたりも雑談がてら聞いてみるといいと思います。

 

 

「聞かれる」から「言える」。
そうやって顧客視点を得たいものです。

自分が想像していた答えとは

別の回答が返ってくるかもしれませんよね。

長くフリーランスを続けるためのお宝ワードが手に入りますよ。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

フリーランスの仕事着とオーダースーツのメリット

クライアントの新入社員の方が

スーツをどこで何着くらい買えばいいのか

決めかねているということで、

老婆心ながらオーダースーツを作ったときの話をしました。

 

 

なぜかカッコよく見えたクライアント

 

以前いつもお会いしているクライアントが

なぜかいつにも増してすごくかっこよく見えた日がありました。

(もともとかっこいい方なんですけど)

ジャケットからチラッと赤い裏地が見えたので、

「それ素敵ですね!」と言ったら

実はオーダースーツだと教えてくれたんです。

自分へのご褒美で買った唯一の贅沢品だよ!と。

 

パターンオーダーくらいの知識はありましたが、

クライアントの場合はフルオーダー。

裏地は赤ですが、紺のシンプルなスーツなので出番も多いらしく

着心地、使用頻度、相手への印象を考えると

費用対効果は高く、いい買い物だったとのこと。

(ちなみにお値段は10万円とのことでした)

 

私はそれまで、フルオーダーといえば

既製品が入らない体型の方とか、

珍しい生地を選びたいときに利用するものと思い込んでいました。

いくらでも量産されている紺のスーツを

わざわざお金かけてオーダーする必要性がわからず。

 

でも、とにかくクライアントの見た目で

オーダースーツの価値がわかりました。

もちろん生地や縫製もいいのでしょうが

身体にフィットしてるってこんなに素敵なんだと驚くばかり。

逆に、どんなブランドの高級な服でも

サイズが合ってないだけで違和感が出ますよね。

 

使用頻度の高いベーシックなのものを作り

メンテナンスを行いながら大切に着るならコスパもよく

お金を産んでくれる貴重な投資対象なのかもしれないと思いました。

 

フリーランスの仕事着とは

 

私は仕事での外出時は必ずジャケットを着ます。

レースや柄物のスカートと合わせるくらいで

オフィスカジュアルの延長な感じです。

オンライン会議だとジャケット無しでブラウスのみ。

 

私の知っている他のフリーランスも似たような感じです。

オンラインではパーカーやTシャツ等結構ラフな格好の方も多いです。

業種によると思いますが、対面では基本的にオフィスカジュアルで

自宅では割と何でも許される印象ですね。

一般的な技術系フリーランスはそれで充分だと思います。

 

私の場合、定期的にお堅い場(取材・式典等)へ出向くので

きちんとしたスーツも必要で、ほとんど着ないのに常時3~4着持っていました。

お恥ずかしながら、ファッションに疎く試着も面倒、

でもCMでやっているようなお店はなんとなく避けたい拘りだけはあって

数年置きにショップのスーツコーナーを訪れてまとめ買い。

しかもできるだけスリムだと信じたい気持ちが

きつめのサイズを選ばせるのです(涙)

 

そんなことを繰り返していると

・まともに試着してないから愛着なし

・サイズが合ってないから苦痛

・なんかパジャマみたいで不満(似合ってないといつもこのセリフが出る)

普段着に比べれば高いはずの買い物なのに

形式上しょうがなく着るものという認識でした。

 

というのも勤め人時代が完全私服だったので

フリーランスになって必要になっても

どこで誰に相談すればいいのかわからなかったんです。

経営者の会みたいなところへ行けば、もっとお年を召されて

華美な宝飾品を纏った煌びやかな女性社長ばかり。

クライアントは士業が多いので皆かっちりしたスーツばかり。

街行くキャリアウーマンが理想に近いのですが声をかける度胸もなく

独立してから長い間、服の相談相手がいませんでした。

 

オーダースーツチェーンの社長とのご縁

 

それでも自分が実際オーダースーツを買うまでかなりの時間を要しました。

 

値段もピンキリだし買おうと思えば買えるけど、

もともと試着も嫌いな上にとりあえず今着れるスーツはあるからです。

緊急性がなかったんですよね。

「もうちょっと痩せたら行こう」と繰り返して2年が過ぎました。

 

2年後に何があったのかというと、偶然なのですが、

オーダースーツチェーンの社長に取材する機会に恵まれたのです。

私は社長にオーダースーツを検討していることは話さなかったし、

そもそも私に売ろうともしていませんでした。

でも、どうせならご縁のあった方に貢献したい。

ということで初オーダースーツをその社長のお店で作ることにしたのです。

 

予約無しで立ち寄り、採寸を終えて店を出ると1時間半経ってました。

1時間半もスーツの話をしたのは初めて。

私は長い間仕事着の相談者を求めていましたが、

街行くキャリアウーマンを呼び止めなくても、ここにプロがいました。

ほんと、なんて遠回りしてたんだろうと後悔します。

 

難点をいえば、1時間半かかるとわかってたら行ってたかな……。

事前に所要時間を知らなかったおかげで入店できた訳ですがね。

そうそう、嬉しいことに、採寸した数字を読み上げない気遣いがあり

エストが何センチなのか不明、でもピッタリのスーツが出来上がりました。

無難な紺色なので、セレモニーにもふさわしく、

使用頻度高くても「いつも同じ服」と気づかれにくいのもいい。

これまで持っていたスーツは全く着なくなり、2着は断捨離しました。

 

冒頭の、新入社員の方に勧めるには高過ぎないか?という点においては

初回購入はかなり安いプランもあることと

早い段階でプロに相談できる機会を持つことで

購入時のチェックポイントも身に付きます。

試着時の注意点や心地よさの基準がわかれば、

今後イ〇ンや青〇で買うとしても失敗しにくいですよね。

中長期的に考えるとお得な買い物だと思います。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

1分間でわかる願望実現度

今日読んでいた本のなかに書いてあった

1分間テストをやってみました。

1分っていうのがミソですよね。

 

時間かかるものはなかなかやろうと思えないし

とりあえず後でやろうと読み飛ばすけど

1分くらいなら時間割いてもいいかと実際に行動に移せてしまうので。

 

 

1分間テストは3つのことを書く

 

このブログを御覧の皆様も

もし1分の時間が許すならやってみてください。

 

1分間テストって、具体的に何をやるかというと

紙とペンを用意して

 

1.やりたくないこと 2.理想のひと 3.夢中になれること

 

を書き出すというもの。

 

メモ帳でもよかったけど

私はこういうワークの結果は残しておくと

後々見返せるので手帳のフリーページを開きました。

1分経った頃には15行書いていました。

 

本を読み進めていくと、

普通の人は、1分って言われてもぱっと書けないそうです。

理由は日頃から自分と対話できていないから。

だから、沢山書ける人は

自分がどんなものが欲しいかをよくわかっているから

チャンスを掴むことができ、

結果として願望が叶いやすくなるのだそうです。

 

ちなみに私のようなフリーランスや経営者は

だいたいこういうワークは経験済みですよね。

私もコレ単体でいえばブログで紹介するほどのことじゃないと思います。

(著者の方すみません!!!)

 

 

保管するから実現度がわかる

 

私が初めて願望を書き出したのは会社勤めしていたときで

開業を視野に入れていたからでした。15年くらい前です。

 

そのときのノートは今も大切に残していて

たまーに見返すと

15年前の私が欲しいと切望していたものが

当時はすぐ手に入らなくてもがいていたものも、

紆余曲折しながらいつの間にか手に入れていて、

今となってはもはや当たり前過ぎて

特別な感情さえ湧かなくなっていることに気づきます。

 

 

 

皆さん、15年前に欲しかったものって覚えていますか?

私は自分の記憶力を信用していないので

紙に書かないと何でも忘れてしまいます。

 

スマホのメモ等でも構いませんが、

私は保存したことさえ忘れてしまうので

 

紙にペンが、私は一番しっくりきます。

字や筆圧から自分の必死さが表れていて、

当時の状況が蘇ることもあるのでね。

 

 

「1分間でわかる願望実現度」というタイトルを書きましたが

残念ながら、1分後には願望実現度はわかりません。

1分間テストを保管することで、未来に願望実現度がわかります。

15年後じゃなくても、1年とか半年とか

短いサイクルでも変化は感じられるはずです。

 

 

叶った事実が次の原動力になる

 

手に入れた後の自分にしてみれば

小さなことを心配しながら、目標に向かっていた自分が

誤解を恐れずいえば、可愛く思えてくるものでして、

あの、容姿とかそういうことじゃなく、

自分の子どもみたいに応援してあげたくなるんです。

必ず手に入れられるよ、って。

 

そして願望実現度の確認に加え、嬉しいことが2つあります!

 

1つ目は、

願望実現できた自分に自信が持て、

今心の底から願っていることも、叶いそうな気がしてくること。

1年後の自分にとっては厳しい試練でも

5年後の自分には楽勝かもしれない。

そんな未来と繋がっていると想像してみると

着実に一歩また一歩と積み上げることが楽しくなってきます。

 

そして2つ目は、

周りを見渡せば、かつての自分が“欲しくてしょうがなかったもの”に

囲まれていることに気づけることです。

 

15年前、子どもは意思疎通もままならない幼児でしたが

今では小難しい話で意見を交換し合える高校生になりました。

そう遠くないうちに離れて暮らすようになるでしょう。

面倒くさい日々のお弁当作りさえ愛おしく感じるかもしれません。

 

何でもないありふれた生活に感謝し、

毎日の戻ることのない時間を大切にできれば

未来はきっと明るくなりますよね。

読者の方にとって今日書いた1分間テストが

役立つツールになることをお祈りしております。

 

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

自分の欠点を発見する簡単な方法

他人を見ていて、

もったいないな~直した方がいいのにな~っていう癖を

発見したことはないでしょうか?

でも、わかっていてもなかなか指摘できないですよね。

同じように、自分も知らず知らず不快感を与えている癖があるかもしれません。

 

 

 

 

自分のことは見えない

 

フリーランスになって、

自分で自分の改善点を知るのは至難の業だと思いました。

フィードバックがあったとしても

具体的に何をどうすればいいのかが出てこないんです。

 

 

幻想もあるし事実を認めたくないし、

なんせやるのが自分だから

できない(やりたくない)言い訳が次々出てくるのです。

 

幸い、怒られる上司はいないけれど、

クレームが増えたり、収入が下がったりがダイレクト。

しかも、わからないことがわからない。

この不安は上司に怒鳴られる以上のきつさがあります。

資金面の余裕はもちろんですが、心身共に健康で

楽観的に解決策を探ることも楽しめるくらいじゃないと

フリーランスはしんどいと思います。

 

 

他人の事業に対してはアイデアが次々浮かび、

えー?なんでやらないの?なんて気軽に言えるのに、

自分に対しては本当腰が重くなってしまうのは

きっと私だけじゃないですよね。

 

 

私は偶然、数年前から自分を客観的に見るいい機会に恵まれており、

今日は、皆様にも応用できる方法としてシェアしたいと思います。

 

 

咳ばかりしていた!!!

 

私自身、インタビューの仕事で

数年前から動画撮影がセットになりました。

動画は私がメインで映っている訳ではないんですが

チェック版が到着すると、チェックしない訳にはいかない。

自分は毎回ちょこっと登場するだけなのに

顔も声も見なかったことにしてしまいたいくらい嫌な作業でした。

 

自分の声に幻想を抱いていたのでしょうね。

歯列矯正中で特に口の動きには注意しなければならなかったのに

活舌は最悪だし、そもそも声は低いし、

たまに慌てた動きもあって落ち着きが感じられない。

 

そして、何より驚いたのが咳払いの回数が半端なかったこと。

風邪でもないのに10秒に1回くらいの割合で咳。咳。咳。

(コロナ禍では許されないレベルの咳でした)

こんなノイズを入れてる自覚は全くなかったのでショック。

この咳払いだけが理由じゃないけど、

当時ヘビースモーカーだった私は結局タバコやめました。

 

苦痛を伴う作業ではありますが

動画のおかげで日々自分の嫌な癖と向き合えています。

タバコもやめて7年くらいになるし、

矯正器具も取れたので活舌もだいぶ良くなったはず。

それでも動画の中の自分は理想通りの人間になることはなく

見る度に嫌な癖を発見しています。

 

自分の欠点見るのは死ぬほど恥ずかしいけど

その恥ずかしい欠点は自分で気づいて直さない限り

これからも人様に見せ続けることになるので、修行だと言い聞かせています。

 

 

 

自分で自分を撮ってみる

 

 

用意するのはスマホで充分です。

ボイスメモに自分の声を録音するか、

自分の話す姿を動画に撮ってみてください。

1分でも2分でも構いませんが、撮り終えたら直視する。

自分で見て不快感ないかな?って一度見てみて欲しいんです。

 

今まで録音した自分の声を聞いたことのない人は

自分じゃないような、ものすごく恥ずかしい気持ちになるかもしれません。

でも、それがクライアントに映っている自分なんですよね。

話し方だけでなく、できれば手の位置、目線や姿勢、メイクや服など

気になるところをチェックしてみてください。

 

見たくない自分の癖に気づくのは楽しい作業じゃありません。

ただ、恐らくご自身で気になった箇所は

他人も気になっているんじゃないかと思われます。

同じ会社で他者の利益に影響するなら注意もしてくれますが

フリーランスだと誰も言ってくれないんですよね。

そして、それが単発仕事なら許されても

中長期に渡って長く仕事する関係になるとNGとなる可能性があります。

 

一日早く気づけば一日早く直せる。

前向きに捉えるようにしてください。

 

ちなみに、タバコを嫌う経営者も一定数います。

何とも思わない方もいるにはいますが

吸っていて喜ばれることはまずありません。

吸わなくて済むならその方が絶対得だと思います。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

名言/お前じゃねぇからな

 森拓郎さんのVoicyが大好きで

更新されると欠かさず聞いているのですが

過去に放送され、何度も聞き直すほど気に入った回があるので紹介させてください。

 

 

 

高圧的な上司への悩み

 

能力が高い上司が怖い、というタイトルで、

質問者さんからは

「普通はこう考える」「何でわからないんだ」と

高圧的な上司に悩んでいるというご相談でした。

 

 

そこで森拓郎さんがお答えされていた言葉が秀逸でした。

 

「普通はこう考える」→「お前のな」

「何でわからないんだ」→「お前じゃねぇからな」

 

そうそうそうそうそう!!!!! 

この返しに膝を打ってしまいました。あ、言い返せって意味じゃないですよ。

指摘する側に問題があるという話です。

 

過去の自分にも教えてあげたい。

本当恥ずかしいんですが、私はかつてその上司側だったのです。

 

 

 

私も指摘する側で失敗した

 

新卒で入った会社で2年目に

私より4つ年上の新入社員の教育担当になりました。

後になって学びましたが、

年下の女性上司と年上の女性部下の関係が一番うまくいかないそうですね。

せめてこういう知識を持ったうえで仕事できていれば違ったのかもしれませんが

相手のプライドを考慮せず毎日口うるさく注意ばかり

結果、知らぬ間に異動願を出し別の部署へ去っていきました。

 

何がダメだったんだろうと散々考えましたが、

振り返ると、自分のコピーを作ろうとしていたのが元凶だった気がします。

新入社員を信用せず、自分考えだけを押し付けていました。

きっと私より得意な業務も沢山あったでしょうし、

試してみたいアイデアもあったのかもしれない。

でも、実際は発言する空気さえ用意されず辛かっただろうと思います。

 

なぜ私がそんなやり方だったのかというと

自分もそんな教育を受けていて、それが当たり前だと信じていて

私にとっては異動するほど重大なことではなかったからです。

彼女にとっては「お前じゃねぇからな」の世界だったのでしょう。

私は自分ができることは皆もできると思っていたし

それが会社の伝統とさえ信じ、疑うこともなく狭い視野で生きていました。

当時、マネジメントに関心を持ち、少しでも学び実践していれば、

彼女は異動せず、私も会社を辞めなかったかもしれません。

 

そんな失敗のせいか、自営業となってからも

クライアントの新人さんには特に意見を求めるようになりました。

 

 

新人も数年経てば幹部になる

 

クライアントの会社や取引先には

新卒や転職で仕事に慣れていない方が沢山いらっしゃいます。

発注された仕事を納品すればOKではなく、

やはり5年、10年と長く付き合えるフリーランスになるためには

経営者だけでなく、現場の方にも必要とされる存在になりたいですね。

できれば、経営者には言いにくい悩みを聞いてあげたり、

自由度が高い場合は、意見を積極的に取り入れ手柄を増やすお手伝い。

 

かなり年上の方もいますし、あれ?と思うことがないわけではない。

そんなときは「お前じゃねぇからな」を心で唱え、忍耐強く対応します。

私にはない別の能力を持っている方であり、

いつどこで助けられるかわからないのです。

 

そもそも、関われることが嬉しいくらいに皆さん前向きで、

意欲も高いのがわかります。悪気があってミスするんじゃない。

かつての自分を反面教師に、期待の芽を潰さないように気を付けています。

 

そして、どれだけ砕けた場面でも必ず〇〇さんと呼びます。

いくら年下でも、いくら社歴が短くても、親しげにされても、

彼ら彼女らはクライアントであり、数年経てば幹部かもしれません。

私との契約の有無を決めることもできる方たちですから

できないことがあっても、言ったことを忘れられていても

言い方には気を遣いたいものです。

 

フリーランスとして長く仕事をしていれば、

複数の会社に出入りするので、いろんな人に出会います。

中には、突発的に何かを言いたくなることもありますが

そういうときこそ

「お前じゃねぇからな」を思い出したいですね。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

長く仕事を続けるために食を選ぶ

一生は3万日、9万食なんて言われてますよね。

 

 寿命が80歳と考えたらだいたい3万日になるんです。

365日×80歳=29,200日

3食×29,200日=87,600食

 

私もアラフォーとなった今、ほぼ折り返し地点を迎え

改めて、フリーランスが長く仕事を続けるために

食実が重要であることについて書いてみたいと思います。

 

 

 

健康を前提に請けている

 

満腹になればそれでいいと思えたのは若いころだけで

今は食事を適当に済ませれば残念な結果がダイレクトに返ってきます。

欲望のままに手を出せばどんどん太るし、

見た目だけではなく健康診断の数値も反応します。

しかも食べた直後にいきなり目に見える変化があるのではなく、

じわじわと変わっていくから気づきにくいのです。

 

フリーランスとして5年、10年と長く仕事を続けるために

会社勤めの方より食生活には気を遣いたいものです。

 

自分自身の生計を立てるためというのはもちろんですが

クライアントにも不安にさせないためにも

やりすぎくらいでちょうどいいくらいです。

 

仕事を引き受けるときって

最初にスケジュールを提示しますが

健康を前提に組んでいますよね。

代わりのいない身体であることを自覚し、

最大限のパフォーマンス維持を約束するためにも

良質な燃料を適切にとっていきたいものです。

 

 

どこかで聞いたことのある話

 

食事の考え方ついて知りたいと思ったときに読んだ本が

過去にどこかで誰かに聞いた話の内容に似ていました。

 

フランス人は10着しか服を持たない

 

私が影響を受けている人がこの本を愛読されていたのかな。

 

せっかく読んだ本に「なーんだ、それ知ってるよ」と

どこか上から目線で語りたくなりましたが

知っていたけど、実践できていないから再びこの情報に辿り着いたんです。

一度は共感して、やろう!と意気込んでいたのに何もしなかった。

そんな恥ずかしい自分を認められたからこそ

今回はなんとか行動に移そうと思えました。

 

この本で出てくるのは「食事は儀式」。

アラフォーの私に残された食事は4.5万食なんですよね。

雑な間に合わせで済ませようなんて思えないし

ましてや子どもに手料理を食べさせられる機会なんて

最短であと1年もないのだと気づいたのです。

自宅仕事のフリーランスは子どもとの時間も多いと思われがちですが

部屋にこもって気づけば深夜ということも少なくありません。

片耳では常時イヤフォンでオーディオブックを聞いているし、

勤め時代のほうが余程向き合えていたようにも感じます。

 

そんな反省を挽回すべく

特別高級な食材ではありませんが今まで作ったことのないものや

変わった食材や調理法も色々試しています。

また、気に入った食器だけに厳選し、食事という時間を楽しむようになりました。

 

 

3日坊主上

 

以前、上場企業の創業者の方に

手帳を見せていただいたことがあるのですが

目標や進捗がびっしり書き込まれており、関心しました。

 

そして、今回ご紹介したいのがその方の毎日の行動管理表。

健康のための運動や睡眠、読書習慣やその他諸々

自分でやると決めた日課がずらっと書いてあって

毎日〇と✕をつけていく表のページがあるのですが

パーフェクトなのかと思いきや、意外と✕があるんです。

思わず「意外でした、でも安心しました!」と言葉が出ました。

 

それに返ってきた回答が

「絶対できることを管理してもしょうがないじゃない。

 それにね、3日坊主上等。続かないからってやめたらゼロでしょ。

 何ごともなかったように再開すればいいの。」

 

素敵な考え方だと思います。

3日以上できなかったらやらないって確かにおかしいですね。

3日坊主に落ち込むくらいなら3日坊主の記憶を消してしまえばいい。

 

ちょっとジャンクなもの食べたからって、気づいた瞬間から直せばいい。

 

いつだったか「南極料理人」という映画を見ましたが

食事は最高の癒しであるというメッセージを受け取りました。

私たちにはその癒しの機会が毎日3回も与えられていると考えることもできます。

 

人生は長期戦。長く活躍できるフリーランスでいるために、

やっぱり食事の優先順位は高くありたいですね。

どれだけ荒れた食生活だった方も、

次の9万分の1の食事を大切にすることに集中してみませんか。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

私にイラつかれても困るんですけど

Zoom会議は、できれば顔が見えたほうが安心ですが

ビデオオフで入れば耳だけで参加することができます。

 

私は極力ビデオオンを選びますが、

以前、一度だけ移動中のためにビデオオフで参加したことがあります。

進捗確認なので、先方にも事前に了承を得て当日を迎えたのですが

ミュートにしながら見守っていた私はそのやりとりに凍り付いたのでした。

 

 

 

私にイラつかれても困るんですけど

 

会議参加者は私以外に2人。

Aさんから仕事を受注したBさんが、

Aさんにヒアリングをするために2時間設けていました。

ただ、何らかの不具合なのか、

AさんのiPadが接続できない時間がしばらく続きました。

AさんがZoom初心者でないことは私もよく知っていますし

たまたま環境の不具合が重なっただけなのですが

 

ぽつり「時間がもったいないなぁ」というBさんの声。

 

その気持ちは私も同じですが、今言わなくても!

そしてそれが聞こえてしまっていたのか

Aさんの顔がみるみる不機嫌になってしまいました。

 

どうにかこうにか接続が安定し、

雰囲気は最悪のなかヒアリングスタート…したものの

Aさんの機嫌はなかなか直りそうもありません。

お金を払う側だから許されるとも思いませんが

発する全ての声にトゲがある。

 

いよいよ耐えかねたBさんが

「私にイラつかれても困るんですけど」と言ったんです。

 

 

好転させるために、踏み込む

 

冷静に考えれば、Aさん本人に悪意はないにせよ

開始時間が大幅に遅れる要因になったことは事実であり

本人も思い通りいかずイライラしていたのだと思いますが

自覚の有る無しは関係なく、謝るタイミングも逃し

不貞腐れて会議そのものの精度を下げるのも考えもの。

何らかの軌道修正が必要だったのは明らかでした。

 

私がBさんの立場だったらどうしただろう?

どうするのが正解だったんだろう?と今もよく考えるんですが

お金をもらう立場だし、機嫌を損ねたくなくて

笑いを誘う努力をしたり、無難に持ち上げようとしたんじゃないかと。

少なくとも、Bさんのような踏み込んだ一言は言えなかっただろうと思います。

 

この一件の少しあとに、

Voicyで新R25編集長の渡辺さんが

 

「苦しいときほど前に出ると事態が好転する」という

テーマでお話しされていたのを聞きました。

 

要約しますと、

インタビュー時に微妙な空気になったとき

弱気になってもプラスに働かないという話で、

そういうときこそ勇気を出してアクションしろと言っていたんですね。

あえて、「ちょっと怒ってます?」みたいなことを言えと。

 

どう言うのがベストだったのかをずっと考えていたんですが

やっとBさんは正しかったんだと気づけました。

 

 

私は弱気マインドだった

 

「私にイラつかれても困るんですけど」という言葉を聞いたとき

私が凍り付き、焦ってしまったのは渡辺さんのおっしゃる

弱気マインドしか持ち合わせていなかったからでしょう。

恥ずかしいことです。

 

Bさんは

「契約が成立しない可能性」

よりも

「精度の低い仕事はしたくない」

が上回る、責任ある方だったんだなと気づきました。

勇気がないと言えないひとことですよね。

 

前のめりな歩み寄りは今の私に足りてないのは確か。

 

できればもっとマイルドな言い回しで

切り替えるきっかけができたらいいのですが、

初心者なのでまずは「ちょっと怒ってます?」を使おうかと思います。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。