赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

見栄を張ると失敗する理由

今日はよく見られようとした見栄が

相手にはどう見られ、そして損するのか?まで

書いていきたいと思います。

 

 

自らハードルを上げている


見栄を張るとは、自分を良く見せようと外観を繕うこと。

「見栄っ張り」と言われて嬉しいひとはいないのではないでしょうか。

褒め言葉の部類じゃないし、ポジティブな表現とはいえませんからね。

 

なぜ見栄を張るという言葉がネガティブなのかというと

見る側が、実力が伴っていないと判断し、騙された気分になるためです。

高級ブランドを全身に纏っているだけで、

何も言わなくても勝手に周りは勘違いするんです。そう勝手に笑

勝手に決めて、勝手に上げて、勝手に下げてくるのはいい迷惑ですね。

 

ブランド物を着れば着るほど、お金があるアピールに見えるので

わざわざ期待の基準を自分で上げているようなもの。

実態が期待以下だと認定されたら

本人が何と言おうと「見栄っ張り」になるのです。

 

ちなみに、

私にはそういうセレブキャラで

ブランディングされているクライアントがいますが、

こっそり実態を聞いてみると

ブランド物に興味ないけどしょうがなく持っているのだと

慎ましい生活を語ってくれます。

 

私はそのクライアントを尊敬していますが

高度なことを何年も継続されていると思いますよ……

その方向で生きていく強い覚悟をお持ちでないと難しいと思います。

 

 

偽物を見抜ける本物はどう見ているのか


お金持ちのフリは、本当のお金持ちには簡単に見抜けるでしょう。

仕事がデキるフリも、本当に仕事がデキるひとにとっては失笑ものです。

バレないと思っているほうが恥ずかしいっていうね。

 

だから仕事がデキるフリをするひとは

仕事がデキるフリをしたい信者か、

仕事がデキるフリをしてうまくいった先輩としか

深い付き合いは成り立たない図式になります。

偽物を極めだすと本物が離れていくのを止められないですよ。

 

もともと偽物と付き合いたくてそのビジネスを始めたのなら

偽物との濃い時間を存分に過ごせばいいと思いますが、

もし、いつか本物と付き合うことを視野に入れている場合

偽物とのお付き合いはすぐにやめるべきです。

 

バレていないと思っても全部見抜かれているし、

今の延長上にしか未来はないのです。

ある日突然総とっかえなんて都合のいい話はありません。

 

 

小手先のテクニックよりアピールすべきこと


よく見られようとして奮闘して、

何かの偶然でうまくいって契約が取れたとしても

結局ボロが出れば契約は終了になります。

そんな小銭を稼ぎ続けることに何の意味があるのでしょう。

 

以前、セミナーの懇親会で出会った起業家の方が

デキる人間に見せるテクニック本を読んでいるんです!と言っていました。

それ以降一度もお会いしていませんが、今ググってみたら

社名も事業内容も変更され、更新は5年以上されていない様子。

今は何をしているのかしら。

 

イケダハヤトさんもおっしゃってましたが、

仕事を発注したくなる人の共通点は

 

①スピード感 ②コネクション ③誠実性

 

①と②は今すぐできることじゃないかもしれないけど

③の誠実性だけは今すぐできることなんですよね。

小手先のテクニックを学んでる時間があるなら

誠実であることをどれだけ伝えられるかに注力しましょう。

 

せっかくチャンスが巡ってきたときに

がっかりさせることだけはしてはいけません。

「ありがとう」の対義語は「当たり前」だと言われるように

「がっかり」の対義語は「期待以上」だと思いますね。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。