赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

アポイントの数×30分を用意する2つの考え方

あなたから買いたいと言わせるために

最低限必要なことがあります。

それはあなたへの信用です。

 

大企業が信用を高めるために

膨大な費用を投入しているのはご周知のとおり。

同じ費用を小さな会社や個人規模で用意するのは困難なので

今日はお金をかけずに信用を得る方法をお伝えします。

 

結論をタイトルに書きましたが、

アポイントが決まれば30分を確保してください。

 

 

 

 

1.遅刻をしないための前乗り


当たり前のことですが、予定時間前に必ず到着することです。

10数年以上前にお世話になった講師の方から教わったことですが、

アポイントの30分前には到着し、場所を確認してから、

近くのカフェで休憩しながら待つのだそうです。

初めての場所でなく、たとえ毎日訪問する場所であっても

必ず30分前到着を徹底しているとおっしゃっていました。

 

その話を聞いた当時、私自身未熟だったから、

「アポイントの度に30分も余分に必要だなんて……」と怪訝な顔をしてしまいました。

講師の方から「万が一遅れたら、次はないんだよ」と

くぎを刺されたのをよく覚えています。

 

10年以上自営業やってきて、いろんな人を見ていると

遅刻する人の仕事はやっぱり覚悟が足りない部分があるんです。

部分は全体を包括する。

時間を守ることの重みが今は本当によくわかります。

 

 

2.相手の要望について考える時間を持つ


30分前に到着したらカフェでシミュレーションをしましょう。

アポイントは、既に案件の伝えられた打ち合わせかもしれませんが、

それだけで終わってしまうのはもったいないと思いませんか?

 

頼まれたことを期待通りにやるだけでは足りません。

今日は何の目的で来ているのか。

相手は何を望んでいるのか。自分は何ができるのか。

自分は何を望んでいるのか。相手にどうして欲しいのか。

どんな結果になることが互いにとってベストなのか。

 

相手の業界についてのニュースを調べたり

相手のSNSをチェックしてもいいでしょう。

 

空いた時間があれば他の作業や、他社への連絡等、

気になることは山ほどあると思いますが、この30分だけは堪えてください。

次に会う方の唯一無二の存在となるべく、

全力で向き合うつもりで準備を怠らないことが大事です。

 

 

沢山のアポイントを入れ、沢山の仕事をこなしたつもりの人って

余裕がなくて「忙しい」に振り回されているように思います。

30分はアポイントの数だけ必要なので

1日3アポなら1時間半、6アポなら3時間になりますね。

その価値があるかどうかは、こちらも選ぶ権利があるのですよ。

情報交換しませんか云々の曖昧なアポに応じていたら

時間がいくらあっても足りなくなります。

無駄なアポなら断るほうがマシなんです。

仕事の量ではなく、仕事の質を優先し、

一つ一つのアポイントでよい関係をつくっていきたいものです。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。