赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

先生業がマーケティングで失敗する理由

今日は、先生業の方がマーケティングに手を出しても

なんだか成果に繋がらないという問いに

私が思う理由について書いていきます。

 

 

 

先生!と呼ばれたいひとの共通点

すべての士業の方がとは言いませんが

一部にはコンプレックスを資格で解決しようとする方が

少なくないように見受けられます。

「〇〇さん」ではなく「〇〇先生」と呼ばれたい。

 

では先生という敬称はどのようなひとに使うのでしょうか。

学校の先生、塾の先生、習い事の先生……

いろんな先生がいますが、

共通しているのは 先生=教えるひと ということ。

 

私のクライアントに、生命保険の営業マンがいますが

ターゲットを中学校の教師に絞っているということで、

先生という職種で共通点って何?と聞いてみると

彼の調査上、「先生は教わるのが嫌い」なようです。

 

これを聞いて思わず膝を打ちました。

まさに、先生と呼ばれたがる士業も同じだな、と。

教える立場にいるひとは教わりたくないのではないでしょうか。

 

 

自分で解決しようとするから失敗する


教わりたくないから、どうするかというと

ひとに頼らず自分でやる、を選択するパターン。

 

世の中には便利なツールなんて山ほどあるのに

そういうのに一切手を出さないで

非効率な業務で時間ばかり使っている士業を見かけませんか?

 

ネットで見られる無料の情報で調べたつもりになって

結局よくわからないから妥協案で済ます。

我流を貫くことほど無駄なことはないのに。

 

わからないことは「わかっているひとに聞く」。

そして「素直に言われた通りにやる」。

これができないひとがいかに多いことか。

 

意を決してコンサルティングを依頼される方にも

残念な特徴があります。

説明しているのに「要するに××でしょ」

と要約して返してくるひと。

 理解しているつもりかもしれませんが、

自分に都合のいいようにしか聞き取っていないのでは?

 

こういう人と話していると

ネットの無料情報も都合のいいところだけ読んで

(勝手な解釈で)試して、

(当たり前ですが)失敗したのだと想像してしまいます。

 

 

ヤバくなる前に動き出すのは難しい


偉く見せて一体誰が得するのでしょうか。

ノウハウコレクターのような方も、

自分には合わなかったんだと言い訳し

次々と新しいものに手を出されますが

素直に実践しなかったから結果が出なかっただけに思います。

もったいないですよね。

 

変わりたいと言いながら変わらないひとは

変わらなくても困らないだけの余裕があるのでしょう。

そういう方がいるから情報商材屋が儲かるんですから

少なくとも経済に貢献しているともいえますが。

 

いよいよヤバい。となれば誰でも動くものですが

くれぐれもメンタル病まないように気を付けてください。

メンタルヘルスに取り組む社労士さんなんかもいますが

特に、先生業は真面目な方が多いし

弱みを出せる方も少ないように思いますので。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。