先生業がマーケティングで失敗する理由
今日は、先生業の方がマーケティングに手を出しても
なんだか成果に繋がらないという問いに
私が思う理由について書いていきます。
先生!と呼ばれたいひとの共通点
すべての士業の方がとは言いませんが
一部にはコンプレックスを資格で解決しようとする方が
少なくないように見受けられます。
「〇〇さん」ではなく「〇〇先生」と呼ばれたい。
では先生という敬称はどのようなひとに使うのでしょうか。
学校の先生、塾の先生、習い事の先生……
いろんな先生がいますが、
共通しているのは 先生=教えるひと ということ。
私のクライアントに、生命保険の営業マンがいますが
ターゲットを中学校の教師に絞っているということで、
先生という職種で共通点って何?と聞いてみると
彼の調査上、「先生は教わるのが嫌い」なようです。
これを聞いて思わず膝を打ちました。
まさに、先生と呼ばれたがる士業も同じだな、と。
教える立場にいるひとは教わりたくないのではないでしょうか。
自分で解決しようとするから失敗する
教わりたくないから、どうするかというと
ひとに頼らず自分でやる、を選択するパターン。
世の中には便利なツールなんて山ほどあるのに
そういうのに一切手を出さないで
非効率な業務で時間ばかり使っている士業を見かけませんか?
ネットで見られる無料の情報で調べたつもりになって
結局よくわからないから妥協案で済ます。
我流を貫くことほど無駄なことはないのに。
わからないことは「わかっているひとに聞く」。
そして「素直に言われた通りにやる」。
これができないひとがいかに多いことか。
意を決してコンサルティングを依頼される方にも
残念な特徴があります。
説明しているのに「要するに××でしょ」
と要約して返してくるひと。
理解しているつもりかもしれませんが、
自分に都合のいいようにしか聞き取っていないのでは?
こういう人と話していると
ネットの無料情報も都合のいいところだけ読んで
(勝手な解釈で)試して、
(当たり前ですが)失敗したのだと想像してしまいます。
ヤバくなる前に動き出すのは難しい
偉く見せて一体誰が得するのでしょうか。
ノウハウコレクターのような方も、
自分には合わなかったんだと言い訳し
次々と新しいものに手を出されますが
素直に実践しなかったから結果が出なかっただけに思います。
もったいないですよね。
変わりたいと言いながら変わらないひとは
変わらなくても困らないだけの余裕があるのでしょう。
そういう方がいるから情報商材屋が儲かるんですから
少なくとも経済に貢献しているともいえますが。
いよいよヤバい。となれば誰でも動くものですが
くれぐれもメンタル病まないように気を付けてください。
メンタルヘルスに取り組む社労士さんなんかもいますが
特に、先生業は真面目な方が多いし
弱みを出せる方も少ないように思いますので。
はい、今日はここまでです。
いかがだったでしょうか。
私の知識や経験や考えが
あなたのお役に立ちましたら幸いです。
本日もお付き合いくださり
ありがとうございます。