赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

余計な一言で失敗しない思考法

余計な一言、ついつい言ってしまうんですよね。

今日は予定な一言を出さないための考え方を書いていきます。

 

 

 

必要ないものはいらない

 

もともとあまり物を持たず、

完全ではないですがミニマリストに近いかもしれません。

それは仕事がデザイナーだからなのかなぁと思ったりします。

 

デザインという仕事は

目的に合わせて必要なものを決め、

必要なものだけを入れる作業。

つまり、余計なものは入れてはいけないんです。

 

そういう視点でいると、

日常生活でも 余計なものは要らないと考え

必然的に物は増やさず割と最小限になってきました。

 

そして、物を買うより捨てる方が好きでゴミの日はワクワク。

メルカリも利用しています。

 

世には断捨離の本が沢山あるというのに

いまだお世話になったことはないので

もともと最小限を楽しめる人間なのだと思います。

 

でも、余計な物は持ちたくないのに、

余計なこと言っちゃって反省した回数は何百回とあります。

その根底にあるものを考えてみました。

 

 

 

沈黙は金、雄弁は銀

 

沈黙は金、雄弁は銀ということわざの通り

安易な喋り過ぎは相手を不快にし、失態を招きます。

そして、余計な言葉っていうのは

相手を傷つけるとか悲しませる言葉に限りません。

 

特にZoomでは直接会っているときに比べて聞き取りにくいので

情報量を増やして混乱させるのも余計な言葉なのだと思います。

言われる側になると本当不快だとわかるのに

なぜ言う側になると口が先に動いてしまうんだろう。

 

余計なことを言いたくなってしまう根っこには

自分をわかってほしいという望みがあるからです。

私はこんな知識を持っているよと自己顕示欲が強いんですね。

自分を少しでも良く見せようとする気持ちは

多くが自信のなさから現れるものなので、

自信がつくまで自制心を身に付け、付き合っていくしかありません。

 

 

では、コントロールするために必要なことは

とにもかくにも結果(ゴール)を明確にすること、です。

 

「商談の成立」「見込み客の紹介」「顧問契約の継続」など

仕事であれば、ある程度合う目的が決まっています。

さらに、その中で自分軸ではなく、相手軸で考え、

どんな印象を持たせたいかを事前に決めておくのです。

 

私はプライベートで人と会うときも結果を考えています。

放っておくと議論に勝ちたくなるタイプなので…

基本的に自信もないし、自己顕示欲の塊のようなタイプなのでしょうね。

中長期的にどんな関係を望むかを決め、確認してから会うと

ちょっと違うなぁと思ったことも容易に飲み込むことができるし

それいいんじゃない、と肯定できる心の余裕も生まれます。

 

 

欲しいのは結果である

 

 

話が盛り上がって、その瞬間に集中しすぎて

質問の精度が落ちてしまえば、

せっかくの貴重な時間が失われる一方です。

時間に敏感な経営者は、コスパ重視なので

短い時間で最大の結果が欲しいのです。

 

結果よりプロセスが大事と言われますが

苦労しても頑張っても、結果がなければ何もなかったのと同じ。

仕事において主役は結果。そう捉えると、

苦労、頑張りはやって当たり前。わざわざ言うようなことじゃない。

何を言って何を言わないかは自ずと見えてくるものです。

 

先日受けた有料セミナーで

講師のプロフィールとバックエンドの宣伝が長すぎて

それだけでうんざりなのに

加えて、規約違反を犯している話までペラペラと…

「内緒にしてくださいね!」とおっしゃっていましたが、

信用できない認定してしまい、

当然バックエンドの商品は検討すらしなかったです。

 

ぜひ、発言する前に

どんな結果を得たいのかを問うてみてください。

 

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

バカ正直だから買ってくれた話

私のクライアントにバングラデシュの方がいます。

ご縁をいただいたのはご近所の士業事務所さんで

「顧問先が販促ツールを作りたがっている」とご紹介いただきました。

時々言語の壁を感じることもあるため、

お会いするときは必ずその士業さんも同席してくれています。ありがたい。

 

 

 

自分が売る必要のない商品

 

さて、そのバングラデシュの方からの案件で

弊社の取り扱い外のご要望がありました。

制限をつけている訳ではないのですが、

所謂旧式の製品をご指定で、取引先も扱っていないものでした。

 

用途を改めて確認し、

最新のものを提示しましたが、答えは「No」。

 

自分の説明が下手だったのかもしれませんが

代用品は受け付けられないようでした。

慣れたものがいいというお気持ちもわかるし尊重したいので、

引き続き旧式を探すことに。

 

そして、旧式が買える場所を見つけたんです!

やった!!

 

しかし、一般の方向けの購入方法に限定されており

専門知識のかけらも必要としない販売方式で

デザイナーの出番なんて全くないようでした。

 

やっと見つけてクライアントの喜ぶ顔が浮かびつつも迷います。

私から買うメリットはどう考えたってないのに

手数料乗せて売ることもできる……

黙って売る?正直に言う?

 

私はクライアントに正直に話すことにしました。

 

 

遅かれ早かれ気づくかも

 

 

どこで買えばわからない人にとって

売り場所を知っているだけで価値があるのだから

手数料を乗せて売ったらいいのにとも考えました。

ちなみに、他のクライアントも大事ですから

外国人というだけで特別扱いもしたくない。

なので私の手数料を低く設定するという選択肢は無しです。

 

「ご自身でも簡単に購入できるところがありました。

私に頼むと手数料をいただくことになるけどどうしますか?」

と伝えました。

 

同郷仲間で集まることもあるでしょうし

クライアントが無駄に高いものを買ったことに

遅かれ早かれ気づく可能性もゼロではない。

もし、

価格の差に気づいたら私のことをどう思うでしょうか。

何より、私を紹介してくれた

士業事務所さんとの顧問契約は維持されるのでしょうか。

 

しょうもない欲で他人を巻き込みたくありません。

目先のお金以上に、失う信頼関係のほうが辛い
と判断したのでバカ正直に話すことに決めました。

 

結果どうなったかというと

 

ご自身で買うという選択はされず、

弊社取り扱いの製品をご発注いただけました。

よ、よかったぁ……涙

 

 

数少ない頼れる日本人として

 

自分が海外へ行くときは、とにかく騙されたくなくて

必死で物の相場やルールを調べてしまうんですけど、

これって私だけじゃないですよね?

海外でなくとも、

頼れる人が少ないアウェイな環境での失敗って

たとえ小さなことでも大きなことに見えてしまいませんか。

 

とても悲しいことですが

バングラデシュ人というだけで偏見や差別があるのだと

私はクライアントを通じて知りました。

母国なら依頼先なんて無限にあるでしょうが、

日本では簡単じゃないのだそうです。

そんな状況で、信用していた人が信用できないとわかったら

どれだけの怒り、悲しみを抱えるでしょう。

 

私がされたくないから、しない。

ほんとそれだけのことなんですけどね。

きちんとご説明をして、料金を提示して

それでも私から買いたいと言っていただける方を

心から大切にしたいと思います。

 

そうそう、この士業さんとの出会いは

開業間もないころ、私が専門的なことを相談するため

家が近いのを理由に連絡したところから始まっています。

恐る恐る訪問した日は、まさか10年以上も仲良くさせてもらい

ご紹介もいただけるようになるとは想像もしませんでした。

 

長くお付き合いできる方をこれからも増やしたいな。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

二十歳を過ぎてから読書にハマったきっかけ

昔から時間がもっとあったらいいのになと思ってばかり

(誰でも思うことですよね)

 その度に、時間はつくるものと言い聞かせてきました。

 

今、読みたい本がありすぎて

kindleの読み上げで所謂耳読も実践中ですが

 

まだまだ読みたい量に追い付かず

優先順位を考える日々です。

 

こんな私も学生時代は本が嫌いでした。

今日はなぜ変わったのかを考えてみました。

 

 

 

転機は産後に訪れた

 

出産後、育休となった私は

急にできた有り余る時間に期待していました。

しかし、気づけば子どものお世話だけで一日が終わってしまう。

日々の成長が目に見えてわかる子どもに対し

自分はただ歳を取っているだけなんじゃないかと

手は忙しいのに思考は暇なもので

ついつい妄想が、それも悪い方に膨らんでいたのです。

 

子育ては生まれ育った地でもないため

知り合いもおらず、どこへ行って何をすればいいのかもわからない。

(なんせ当時はガラケー

泣き出しても許される場所ってどこなんだろう?

そして、やっと思いついたのが図書館でした。

 

靴を脱いで上がれるキッズスペースがありましたが、

残念ながら、月齢的にもうちの子は絵本にも紙芝居も興味を示さず

あまり長時間いることはできなかったんですけどね。

それでもスーパー以外に行く場所があるという事実が嬉しいので

図書館へは度々通うのが習慣になりました。

 

そうするうちに、どの本も無料なんだし、

読まなかったとしても損にはならないんだから

自分のためにも何か借りてみたくなったんです。

 

図書館で借りていくうちに自分の好みがわかってきて

私は鈴木光司さんや村上龍さんの描く父性に強く惹かれました。

孤独な子育てを、彩り豊かな時間に変えてくれた図書館には本当に感謝です。

 

 

興味のある本は辛くない

 

 

一気に読書漬けの日々が始まって気づいたのが

あれ、私、別に活字が嫌いな訳じゃなかったんだ!ということでした。

考えてみたら当たり前なんですけどね。

今だって興味のない本を無理に開こうとは思いません。

 

 

最近はビジネス書が中心となったので

興味というか「知りたいこと」を期待して買うので

必要な情報を得るため辞書のような感覚になってきました。

小説だと一語一句味わいたくなりますが、

ビジネス書に関して言えばそこまで読み込む本って少ないです。

隅々まで見なきゃもったいない、という気持ちがもったいないので

ペースは上がりましたが割と流し読みに近い感じです。

 

著者が持っている何十年間の蓄積したノウハウを

ひとりで直接聞きに行こうとすると何百万とかかるでしょう。

それがたった1,000~2,000円って

コスパのいい買い物だとつくづく思います。

商業出版と見せかけた自費出版の存在もありますが私は別に避けません。

自費出版でも、あからさまな広告宣伝は編集からNGが入りますし

掲載しているノウハウそのものは精査されたものだからです。

何かを売るために書かれているんだなと理解しながら

自分にとって必要な情報を取り、

その情報をどう活かすかの判断は自分で行えばよい考えています。

 

本を本棚に並べてコレクションしたい訳ではないので 

手放すのも早いほうです。

基本的に読み終えたらどんどんメルカリに出品して

得た報酬で次に読みたい本を買うサイクルを繰り返しています。

kindleは読み上げが便利でいいのですが

紙の本は中古で手に入る可能性もあり、

最後は売ることができるから好きですね。

 

 

 

出版社の信用を買う

 

ググればブログやYoutubeで無料でそこそこの情報が得られるから

それで事足りる部分もあるのは確かなのですが

アクセス集めて、クリックさせるのが目的の方として見ると

本当にそれがおすすめなわけないやんと思ってしまうんです。

無料だから見ている側も文句を言えないし。

 

クライアントに出版されている方が数名いて

プロモーションとして関わったのでわかりますが

きちんとした出版社から出される本って

一大イベントとして著者も編集者も作り上げてます。

専門家のチェックもされていますし、何度も修正して仕上げています。

さらっと数十分で書き上げるものじゃないという意味でも

ネットの無料情報との差がわかっていただけると思います。

 

もちろん無償で有益な情報を出し続け、

信用を別のキャッシュポイントでお金に換えている人もいます。

でも、そういった方は限りなく少ないですし簡単には見つけられません。

探すために時間を取れないので(偶然見つかったらラッキー程度に考えている)

私は調べたいことがあったら本を買おう、に落ち着いたという次第です。

 

デザイナーは仕入れのない原価のかからない仕事と思われがちですが

情報は貴重な「仕入れ」なんです。

正しい判断軸が欲しいし騙されたくないし

無料の不確かな情報でクライアントに迷惑かけられないじゃないですか。

 

どうやったって情報量はGoogleには敵いません。

とはいえGoogleも、膨大な情報のなかから

必要な情報だけを選び、活用することまではできません。

 

紙媒体からWEBへ移行してきたのに

紙媒体を読まないとWEBが活用できなんて

なんだか皮肉な話ですよね。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

支払いの際に気を付けたい3つの注意点

昨日のブログに書いた藤田田さんの著書

 

Den Fujitaの商法〈1〉頭の悪い奴は損をする (ワニの新書)

 

このなかでも

「C・B・D(キャッシュビフォアーデリバリー)」

すなわち現金先払いは儲かる商法中の商法だと紹介されています。

 なんだかんだ言って、現金が手元に来てやっと商売と呼べるわけで。

 

今日は支払いの際に気を付けたい注意点についてお伝えします。

 

 

 

 

1.取引先に協力を求める

 

中長期に付き合いたいクライアントには納品後の入金にし、

仕入れは、できるだけ支払いを後ろにしてくれる取引先を探したいものです。

 

弊社取引先のなかには請求時期を

直後、1か月後、3か月後 から選べる会社があります。

当然3か月後を指定しました。

3か月後だと、クライアントに納品し、

商品代金が入金されてからの支払いが可能です。

 

私の失敗談ですが、

会社員時代、年末だからと資材を過剰発注しまして

年明けに後払い契約だったはずの業者から連絡があり

「先払いでなければ取引できない」と言い渡されました。

ちょっと多めに頼んだだけなのに?こんなことになるの?と

動揺したのを覚えています。

 

勤務先にとっては、その「ちょっと多め」の在庫代金も

資金繰りがストップするほどの威力があったわけです。

まさか財務がタイトだなんてそのときまで気づきませんでした。

自社が窮境状態だと知ることになるとは、社長ごめんなさい。

 

クライアントにも前入金制で

売上を先に確保できるのがベストなのですが

かつての勤務先がそうだったように様々な事情があります。

私は信頼関係を優先したいので完全前入金制にはしていません。

直取引かつ顔の見える相手とだけ仕事をしているから

この図式が成り立つのかもしれませんが…

中長期に良好な関係を築くのはおすすめです。

 

資金繰りは、仕入れ(在庫管理)の支払い時期で調整し

クライアントにはこちらが先払いのつもりで、納品まで待つ。

いろんな考え方があると思いますが、

クライアントを信用する姿勢を見せたいのでそうしています。

 

 

2.顔の見えない相手だと代引きすら無視される

 

過去に印刷物の通販業務をしていた時期がありまして、

実際に払わないケースを身をもって体験しました。

 

代引きなら安心だと思っていた私が甘かった。

代引きを受け取らない人がいるんですよ。

必要で頼んだはずなのに、疑問しかありません。

 

連絡しても無反応を貫き、運送業者から返品される……。

こんなことが立て続けに起こり、

ついに委託先の社長から直接電話がかかってきて

次に返品があったら契約解除だと告げられました。

 

ようやく目が覚めて、通販に関しては完全前入金に変更。

客数は減ったものの、粗利額は増えました。

 

とはいえ自分の想像を超えた人たちがいるんだと知り

通販は難しいと身に染みたので、(片手間ではできない!)

私は再び直取引に重点を置き、通販はやめています。

 

 

 

3.自分が支払うときは感謝を込めて早めに

 

取引先への支払いリミットが3か月後でも、

少し早めに請求書が送られてくることがあります。

発言と矛盾した行動ですみませんが、

私は請求書をもらったらすぐに振り込みます。

 

決まった日に振り込んだほうが

事務作業としてもラクなんだろうけど

 ありがとうの気持ちを表せるのは

言葉じゃなくて、行動だと思うから

相手の資金繰りに協力するつもりで払います。

 

向こうは

実はものすごく助かっているかもしれないし、

逆に、何とも思ってないかもしれないですが

別にいいんです。私がそうしたいから。

 

利便性を優先してコンビニで数百円の買い物してもカード使う私なので

出会う人全員に先払いして感謝を伝えたいとも思っていません。

 

最初に、仕入れ代金の支払い時期は取引先の協力を求めようと書きました。

初回取引は先払いにする等で、こちらに支払い能力があると示せれば

支払い時期の先延ばしを快諾してくれるパターンって少なくないと思うんです。

 

そうやって交渉に応じてくれた会社とは長く付き合いたいし、

こちらが余裕のあるときに配慮していれば

トラブルがあっても助けてもらえるし

納品される仕事の精度も、下がりにくいんじゃないかと!

 

 

10年以上事業やってると

私にも先に振り込んでから電話で発注してくるクライアントがいます。

いい仕事しようってモチベーション上がりますよ。

自分がされて嬉しいことは他人もきっと嬉しいはず。

読者の皆様も、先払いしてみませんか。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

【書評】Den Fujitaの商法<1>で得た教訓3つ

日本マクドナルド日本トイザらスの創業者として

有名な藤田田さんが1999年に出版された本です。

 

Den Fujitaの商法〈1〉頭の悪い奴は損をする (ワニの新書)

 

ぐうの音も出ないような正論を

直球で次々と投げられノックアウトさせられたような気分。

 こんなひとが上司だったら最高だけど最悪だな(苦笑)

とにかく強烈な印象が残りました。

 

P223と、そんなに分厚い本ではないし

短編でまとめられているので読みやすく

得られた教訓は山のようにありますが

今日は3つに絞って紹介したいと思います。

 

 

 

「ギブアンドテイク」では損をする

 

“ギブアンドテイクは宗教的には間違っていないが、

商売には応用できない、俺は慈善事業をやってるんじゃない”

 

確かに、ギブしてギブしてギブして……やっとテイク。

先に与えた者が勝つような風潮があります。

 もちろん資金的にも余力のある企業が

確実なリターンのあるギブはいいのでしょうが

ただのお人好しで終わる例も少なくないよなぁと思うこの頃。

 

ギバー&テイカー&マッチャーという言葉も一般的になってきました。

ギバーでありたいけど、テイカ―に使われるギバーは避けたい!と

誰もが共通して考えていると思いますが、

他人からどう見られるかに意識がいってしまわないよう

「自分はどうしたいのか?」を知り、

自己犠牲にならない行動を選びたいものですよね。

 

 

三十分遅刻するなら会社へ来るな

 

“午前中が忙しく午後が暇な場合、時間の価値は違うという。

忙しい時間の5分は暇な時間の1時間だ、

40分遅刻するなら8時間相当休んだのと同じだ”

 

耳の痛い話だけれど、

時間の貴重さをわかりやすく解説されていました。

経営者は労働者の時間を買っているんです。

 労働者側から見れば時給は同じかもしれないが

経営者側から見ると費用対効果が全然違います。

 

経営者でも、遅刻癖のある方っていますよね。

立場が下なら我慢される方もいますが

遅刻って相手の時間を軽く見ているってことであり

決して気分のいいものではありません。

中長期的には人が離れていくと思います。

 

唯一無二のスキルを磨くのは何年もかかるけど、

大きな生産工場を持つにはお金がいるけど、

時間を守ることなら今日からタダでできます。

小さなことかもしれませんが、

小さな約束を守れない人と大きな約束なんてできません。

 

 

間違いはいくらでも修正できる

 

“儲かる奴は決して返事をのばさない。

自分の即決がすべて正しいとは思っていないが

間違いが判った時点で修正すればいい”

 

検討という時間のロスを徹底排除ですね。

間違うのが怖い気持ちは私にもありますが

藤田さんが扱う規模と比べれば

雀の涙ほどの恐怖だな、なんて思えて来たり。

 

会社が大きな損失を被らないために

個人の面子に拘っている場合じゃないですよね。

だから即決を怖がる必要はまったくないのだと。

 

そういえば、日本電産永守重信氏も

コロナを機に発言が変わったのも印象的でした。

あれだけ影響力のある方であっても

過去の発言を撤回されるのだから

凡人が何を言おうと誰も気にしてないですよね。

あの潔さ、見習わなければ。

 

 

ということで3つの教訓をお届けしました。

 

本書のあとがきには、

 

“次の人より早く読むことが、人より早く儲かるのです。”

 

と書かれています。

 

私は出版した1999年から

20年後に購入して読んだのですが

猫も杓子もスマホに頼る時代となり

テレビの力が落ちてきた今だったら

藤田さんはどのようなマーケティングで攻めるんだろう。

 

物凄く出遅れた感は否めないですが

遅いからと行動しなければそこで成長は止まります。

 

まだお読みでない方はぜひご一読ください。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

落ち込んだときにやってはいけない5パターン<後編>

落ち込んだときにやってはいけない5パターン<前編> の続きです。

 

今日スーパーに寄って

疲れと眠さでぼーっとしていたら

気づいたらプリングルス(ミニサイズ)と

フォカッチャがカゴに入っていました!?

 

他人事みたいに書いてるけど、

間違いなく自分が入れたんです汗

前編で書いたところなのに!

 

たまのジャンクな食べ物に子どもは喜んでいましたが

プリングルスは日持ちするんだからまた今度。

フォカッチャは朝食にね。

 疲れた今日だからこそ食べないで寝ようと思います。

 

では昨日の続きです。

 

 

 

 

目が曇ってるのに高価な買い物

 

私の経験ですが、10年以上前の話です。

ビジネスパートナーに

もう手伝えない、解消したいと伝えたことがありました。

 

今の私なら、

双方の意識も合わないのに一緒にいるほうが失礼だし

震えるほど勇気を出して前進させた自分を褒めちぎるけど

 

当時は人を傷つけた罪悪感で一杯で

心のなかがぐっちゃぐちゃで

落ち込みなのかイライラなのか

もう訳がわからない混乱状態だったんです。

 

でね、場所がたまたま繁華街。

真っ直ぐ帰ればいいのに、静かな場所を避けたくて

ふらっと百貨店に入ってしまったんです。

そして用途も明確でないのに目に入ったバッグを即買い。

 

当たり前ですが、

同じようなサイズのバッグは既に持っているし

勢いで買ったから使い勝手も悪い。

ほとんど出番なしのまま7~8年くらい寝かせて売りました。

こんな使われ方、お金もバッグも不幸ですよね。もちろん私も。

 

冷静に判断できないときの高価な買い物はいけません。

買うなら高価な食材がおすすめです。

 

 

 

ネットサーフィンで睡眠不足

 

気持ちを切り替えたくても色々考えてしまうなら

いっそ寝てしまったほうがいい。

でも調べちゃうんですよね。

「自分は間違っていない」を証明してくれる記事に出会うまで

素人の相談履歴やまとめ記事なんか見たりして時間だけが経つ。

 

それやるなら前編で書いたように

お金払って専門家のところでカウンセリング受けたほうが

余程すっきりします。

カウンセラーならいくらでも愚痴って弱音吐いてもいいんですよ。

 

ネットには無限の情報があるし、アクセスするのは簡単だけど

いつの間にか次のアクセスを促され、

受動的な時間を過ごすことになってしまいます。

学びもなく、ただ目が疲れ、睡眠時間まで削られて

翌日まで無駄にすることになり、後悔します。

 

食事と同様、睡眠は力を与えてくれます。

どんな毎日を過ごしていても時間は経ってくれますが 

不摂生を繰り返していたら

時間薬で立ち直れたとき、ボロボロです。

せっかくのチャンスをふいにするかもしれない。

そうしたらまた落ち込みませんか?

 

時間薬が効いてきたときに

すぐ次のチャンスに飛び込めるよう準備しておきたいもの。

それが辛くても、丁寧に生きておきたいですよね。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

落ち込んだときにやってはいけない5パターン<前編>

具体的になにかがあって落ち込むこともありますが

なにもなくても落ち込むことがあります。

 たとえば理想と普段の日常がまだまだギャップがあって

日常に感謝できていないときですね。

 

理想の途中だと思えたら気もラクなんでしょうけど

前進してるのかなぁ?と落ち込むことも。

 

今日はそんな落ち込んだときに

“やってはいけない”5つの行動パターンを

ご紹介します。

 

 

 

 

1.安くて栄養のないものを暴飲暴食

 

普段ダイエットで我慢していてもいなくても

ドカ食いしてやる~なんて投げやりになることはありませんか。

かつては私もしょっちゅうありました。

それもなんでか、ドカ食いって

サラダとか酢の物とかは選ばないんですよね。

 

 

手っ取り早く血糖値を上げ、脳内麻薬を出したいから

カップラーメン!

ポテチにコンビニスイーツ!!

ファミリーパックのチョコレート!!!

傷ついた心を労わるつもりが

安い加工品で更に自分を傷めつける行為に走るようなものですね。

 

どうせ投げやりになるなら

普段買わない高級食材を買って料理するのをおすすめします。

臓器をぞんざいに扱ったほうが後々高くつきますし

黙々と調理していると瞑想と同じ効果があるようです。

 

人間は食べたもので身体ができています。

良質な土壌で丁寧に育てられた野菜が高値で売れるように

良質な栄養を適切に摂るからこそ健康でいられるもの、

健康というのは心身ともに言えることです。

 

 

2.見た目に無頓着になり不潔になる

 

落ち込んだときって、お風呂も面倒くさいし

不思議と暗い色の服を選び、アクセサリーも無し。

美容院に行く回数も減って白髪も伸び放題……。

これではますます落ち込んでしまいます!

 

大ファンである村上龍先生が

「清潔にするという行為が、集中力を生んだり、自己嫌悪を無くしたりする。」

とおっしゃっていて、なるほどなぁと思いました。

外見を気にするのは、誰かに会うためじゃなくて

自分で自分を大切にするために、身なりに気を遣うんですよね。

 

 

そして常時目にする色は心にも影響を与えます。

以前カラーリストの先生に教わって印象的だったのが

「身体は色を吸収するのよ」という言葉。

彼女のスーツの裏地はイエローでした。

そのあたりの信憑性はわかりませんが、

形から入るのも悪くないなと思いました。

 

心から笑えなくても、気分が乗らなくてもいい。

きちんとお風呂に入り、美容院へ行き

明るい色の服やアクセサリーを身に付けるのは

意志の力でなんとかできます。

 

 

3.誰かに愚痴を言う(SNS含む)

 

これは絶対だめです!!!

なにも落ち込むなとは言いません。

とことん落ち込むのが必要なときもあります。

 

でも、負の感情を共有するのは、

相手に失礼じゃないかなと思うのです。

できれば大切な誰かを道連れにすることなく解決したいと思いませんか。

 

私、先日初めてカウンセリングを体験しました。

臨床心理士さんに誘導されながら

何を辛いと感じているのか、

どうなれば納得できるのか、

そのために今自分に何ができるのかを言葉にしていきました。

お金を払えば、プロが話を聞いてくれる先はあるんですよね。

  

落ち込みから回復して

笑い話として話せるようになってから

友人知人にネタのひとつとしてお披露目すればいいのです。

一時的な落ち込みは自分を見つめ直し

成長できる貴重なチャンスともいえますよね。

 

 

 

 

<続きます>

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

本当に欲しいものを知るために〇〇〇を利用する

先日たまたまタイムセールで

超気になっていたものが2,000円引き!

待ってて良かった~と購入しました。

 

Amazonで価格変動をチェックするプラグインはおすすめです!

chrome.google.com

 

今日は私のちょっと変わった通販サイトの使い方をご紹介します。

 

 

 

ショッピングカートには100個前後の商品

 

実際買う買わないは別として

日頃から気になった本や商品を忘れないように

とりあえずカートに入れる癖があるんです。

 

Amazonの場合、「あとで買う」に103個の商品が入っていて

楽天のカートにも95個の商品が入ってます。 

 

さすがに合わせて200個は増えすぎて

忘れたり、いざ思い出すにも探しづらい等不便に思うこともあります。

お気に入りという機能があることは知っているのですが、

決済待ちのカートの方が(実際の購入と同じ動作だし)

リアリティがありまして、値段見ずにガンガンカートへ入れるのは

ちょっとしたストレス解消にもなるんですよね。

 

 

高いものは自分に相応しくない?

 

いいなと思ったら即カートに入れる癖があると

緊急性の低いものが大半で、すぐ決済する習慣がないし

もう一度欲しいと思わないとそのままになっていたりします。

同じものは沢山いらないので、壊れたときが買い替えのとき。

 

先日これまで使っていたヘアブラシが壊れたため

カートに入れていた複数の候補から絞り

一番気に入った5千円近いものを購入しました。

ヘアブラシなんて100円均一でも買えるけど、気に入ったから買う。

今はスムーズにできるこの選択が、

10年前は本当にできなくてつらかったです。

 

お金の有無は関係なく、幼少期の心の闇なのか、

たかが自分ごときに、もったいない、と

極端に自分を下げて見てしまう癖がありました。

これを繰り返していると

自分が本当に欲しいものがわからなくなるんですよね。

周りには妥協したものだけが増えていく。

 

創業して自己啓発系の本を読み漁って

この思考癖では稼いでいけないと危機感を覚えてから

しっかり心の声を聞こうと努力をしてきました。

そのなかで、この値段見ずにカートへ入れる習慣は

とてもいい練習になりました。

 

 

妥協癖を直すためにカートを使う

 

考えて考えて買ったものでも失敗することもあります。

でも、別にいいと思うんですよね、

問題は失敗したくないから妥協をすることなので。

妥協で手に入れた2軍?3軍?の物は

私の場合、雑に扱ってしまいましたし

最初にケチったお金は 買いなおすお金に消えています。

 

経験して痛感するのは

失敗からしか学ばないということであり、

欲しいと思ったものが期待はずれだったとしても

必ず得るものがあるんですよね。

不安なときは失敗が許される金額の範囲と決めておけばいいんです。

 

「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ」

なんて言葉をネットで見かけますが、ほんとそのとおり。

 

欲しいものを欲しいと言えるって尊いことです。

 自分で自分の心を見て見ぬふりしていたら

買い物に限らず、誰かの人生を生きることになります。

 

もし、これを読んでいる方に

妥協したものに囲まれてるかも?と思う方がいたら

Amazonでも楽天でもZOZOタウンでもいいから

値段を見ずに、カートに入れてみてください。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

叶わなくていい!新月の願い事を推奨する5つのわけ<後編>

叶わなくていい!新月の願い事を推奨する5つのわけ<前編> - 赤いウサギの馬ブログ

の続きです。

 

前半の3つは

スピリチュアル感覚に疑問を持つ現実主義なひとには

納得いただける内容だったのではないでしょうか。

 

スピリチュアルでよくある

「コレやったら(なぜか無関係な)アレが手に入った~」

みたいなのは、私やらないんです。

 例えば、満月に財布を振るとか絶対やらない。

信じるひとは自由ですけどね。

 

ではでは後半行ってみましょう。

 

 

 

本当に欲しい物が明らかになる

 

年に13回、私は10項目の願い事を書いてますが、

何年もやっていると欲しいものも当然変動していきます。

欲しい欲しいと調べていた物も、旅も、できごとも、

翌月にはすっかり忘れていることしょっちゅうあります。

 

欲望が続かないってことは、大して欲しくないんですよ。

ソレがなくても全く困っていない自分が今ここにいると気づけると

一時的な欲求に振り回されることのバカバカしさがわかるんです。

 

対照的に、ずーっと同じ物(こと)を

表現を変えながらも願い、書き続けている場合もあります。

あぁこれ本当に欲しいんだなぁ~と愛しく思いながら

ずっと同じ願いを持ってアンテナ張りながら生きていると、

目の前にチャンスが現れたら即行動に移せますよね。

 

 

Fake it till you make it.のモデルとなる

 

10年以上聴き続けている石井裕之さんの

ダイナマイトモチベーション6ヶ月プログラムの

4週目に出てくる「Fake it till you make it.」という言葉。

 

「上手く行くまで上手く行ってる振りをしろ。」ということなのですが

自信のない振りして謙遜する日本人にこそ必要だと思います。

周りも自信のないひとにチャンスを与えません。

で、その“上手く行ってる振り”の対象にピッタリなのが

願い事を全て叶えた自分です。

 

新月のたびに理想のモデル像をアップデート。

書いた願い事をすべて叶えた自分ってどんなひとでしょうか?

どんな服を着て、どんな姿勢で、どんな行動をするか。

カフェに入ったら何を頼むだろう。

声のトーンは…、手に取る本は…、

細部まで想像をしながら演じてみてください。

それが実現するまで、です。

 

 

 

以上、新月の願い事を推奨する5つのわけでした。

 

書いて待つだけよりも、活用したほうが叶いやすいのは当たり前。

行動できないのだとしたら

それは本当は願っていないことなのかもしれません。

 

 

ぜひ成長に繋がる願い事習慣にしてください。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。

叶わなくていい!新月の願い事を推奨する5つのわけ<前編>

23日は新月でしたね。

みなさん願い事はされましたか?

 

もともと占いも嫌いだし、おみくじも神頼みも大嫌い。

スピリチュアルも理屈がわからないから

参入しやすいお金儲け術くらいに思っていて

 当然月の満ち欠けがどうだとか全く興味ありませんでした。

 

しかしながら、2014年の1月にクライアントの紹介で

新月の願い事に関するセミナーを受講する機会がありまして。

 

受講後も、眉唾物だよなぁというのが正直な感想。

でもその日にノートを買いに行き、

新月になると願い事を書くようになりました。

 

失礼発言が多い割に

5年以上続けていることになりますね。

 

先に申し上げますが、

今も新月のパワーもよくわかりませんし

叶う叶わないも関係ないんです。

私が願い事をやめない理由は下記にあります。

 

 

 

 

定期的に目標を見直せる

 

年初の目標も年末になるとすっかり忘れている人も多いですよね。

それって、目標を日常的に意識する仕組みがないから

記憶から抹消されてしまうのでしょう。

2019年の新月の回数は13回。

13回目標を思い出す時間があれば、13回軌道修正できるということ。

達成に近づく仕組みと考えれば素晴らしい習慣です。

 

 

潜在的な不満を理解する

 

普段は「そんなの悩むよりやるしかないじゃん!」と

即行動派の方も、願い事の内容は何でもOKだとしたら

何を書くだろう?と自由に考えてみてください。

誰にも見せないのだから、ないものねだりでいいんです。

なにかを願うとき、そのなにかは

今の不満の裏返しであることがほとんど。

思わぬ自分の心の声を知ることになるでしょう。

潜在的な不満を把握できたら対策が立てられますね。

 

 

成長の記録が残る

 

1回1ページ、ちょっとしたメモのようなものですが

定期的に書き続けた記録は、

自分を振り返るツールになります。

5年前、3年前はこんなこと願ってたんだ、

手に入れたもの、乗り越えた歴史を知れば

今の願い事もこれから叶えていけると

自分を信じることができます。

記録が自信を与えてくれるのです。

 

 

以上前編でした。

続きは後編にてご紹介したいと思います。

 

ポイントは「この日のこの時間」と決めることで

無理にでも時間を作ることにあるんですよね。

 

願い事が叶うっていうスピリチュアルを信じて

継続するならただの娯楽だし、

実際願っただけで何でも叶うなんてあるわけがない。

魔法のノートではありません。

 

成長するために、

自分に向き合う時間と記録を残せる仕組み。

そんなふうに捉えると最高のツールになり得ます。

 

<後編に続きます>

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。