赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

全国福利厚生共済会に誘われて断った5つのわけ<前編>

もうずいぶん前ですが、クライアントへの納品時に

「全国福利厚生共済会って知ってますか?」と言われました。

 

恥ずかしながら知らなかったので、

その場で少しお話を伺ったのですが

今の私には不必要だと判断してお断りしました。

 

ちょっと検索すれば様々な情報が出てきますが

合うひとには合うものだと思います。

もしかすると数年後には何食わぬ顔で

私も加入しているかもしれませんし笑

 

それを前提として、

私が不必要だと感じた理由を書きたいと思います。

 

 

 

1. ユーザーとして必要なものがない


20代前半で結婚出産を終え、子どもは高校生。

車も持たず、レジャーにも関心がなく

仕事を中心に生きている自営業。

ひとによっては魅力的に見えるサービスなのでしょうが

私にとってはどれも必要ないものでした。

月額2,800円のほうの会員(サービスのみ受けられる)

であっても元を取れる気がしない。

じゃあ要りません、は当然の流れだと思います。

 

 

2.一貫性のない行動は信頼を失う


クライアントに悪気はないと信じたいですが

切り出されたセリフが「この仕事一本ですか?」だったので

嫌な予感がしました。

全国福利厚生共済会は紹介で報酬もあるんですよ、と。

いやいや、そんな小銭欲しさに余計なことに手を出したら

事業の一貫性を失って、今いるクライアントからの

信用まで落としちゃうじゃない。

ましてや、私が必要ないと断言しているものを、

一体誰に「会員になったほうがいいよ」と薦められるの?

こっちはこの商売10年かけて築いてるんだよ。

同会のサービスから恩恵受けまくって

その良さを知っているひとでないと

勧誘なんてできるはずがないと思うのですがね。

もし、その恩恵がサービスでなく報酬だとしたら

ひとがお金に見えている残念なひとです。

 

 

3. コントロールできないことはやらない


自営業者でもいろいろだとは思いますが、

私は付き合いたいひととだけ付き合いたいし、

やりたくないことはやりたくないのです。

その選択の自由が魅力だと思っています。

料金も作業内容も外注先も自分で決めたいので

代理店とも組みません。

コントロールできないことはやりたくないんです。

どこかに属して誰かの商品売りたいなら会社員やってるって。

 

 

安易に副業紹介されると論破してやりたくなりますが

その労力さえもったいないほど、くだらない話でしたね。

クライアントもある意味被害者なんじゃないかと

心配にもなるのですが……

誰も他人を変えることなんてできませんので

ご本人が気づくのを見守りたいと思います。

 

<後編>に続きます。