赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

全国福利厚生共済会に誘われて断った5つのわけ<後編>

前回の続きです。

 

 

ネットで調べると、それはそれは詳しく書いてあります。

何人誘えばいくら入るかを計算している方や

実際に入会して退会した方の体験談はリアルでした。

今さらですが私の勧誘なんて軽い声かけ程度で

文句言ってるのが恥ずかしいレベルだったな……。

 

私もせめてセミナーくらい行ってからコンテンツ化しろよと

自分の拒否の速さを恨んでみたり笑

とはいえ、自分に合わない理由が明確なので

共通の思いが胸にあって言語化できないなという方には

役立つのではと思って後編も書いていきます。

 

繰り返しますが、合うひとには合う会でしょうし、

入っているひと全員を否定するつもりはありません。

 

 

 

4. MLMに興味はない


共済とはどんなメリットがあるのかを次々挙げてくるので

男性が喜ぶ「さしすせそ」で対応していたのですが

前編でも書いた通り、私に必要なサービスがないんです。

小話のひとつになればと聞いているうちに

あれ、この空気知ってるわと思ったんですよね。

 

私も起業間もない20代の頃は、知恵がなかったので

名刺交換会みいたいなものに行ってしまい、

情報交換しませんかと言われてMLMの勧誘に遭いました。

そのMLMの方(恐らく初心者の超下っ端)の雰囲気と

全国福利厚生共済会を語るクライアントがそっくりで……

そういう仕組みの末端に入っちゃったんだなと悟りました。

 

私はMLMをやっているという理由だけで

特定の誰かを嫌いになることはありません。

ただ、MLMに関係しているというだけで

色眼鏡で見られる世の中だという事実を知っています。

だから、どんな説明を受けようとわざわざ不利な場所に

身を置こうなんて考えられない。興味がない。

検討しようとも思わないのです。

 

昔は、勧誘されるたびに

「契約することはありませんが、

練習台くらいにならなれますよ。どうぞ。」

なんてことをニコニコ返していたんです。

実際にロープレを再現しだすひともいましたが

だいたいは勧誘をストップされますね。

今回は、これまでお世話になってきたクライアントが相手ですし

失礼な態度も取れないので「さしすせそ」で頷くことにしました。

 

 

5. 洗脳されているのかも?


クライアントと会話しながら

MLMなんだなということがぼんやりわかったので

「それ、会社は大丈夫なんですか?」と聞いてみました。

クライアントは営業職で会社員なんです。

そんな副業が許されるとは思えないような職種の。

 

すると「会社的にはだめなんですけど」と言い、

「先細りの業界だし、いざというとき会社は何もしてくれないので」

と語尾は聞き取れないような小さな声でした。

いやいやいや。何を寝ぼけたことを言ってるんでしょう。

しょうもない副業でどれだけ大きなリスクを背負うつもり?

彼自身のクライアントへの責任はどう考えているんだろう。

いつも仕事について熱心に語っていた彼は全部嘘だったのか。

怒りにも似た正義感がメラメラと燃え滾っていましたが

現時点で私は何ひとつ迷惑を被ってないので黙りました。

 

ちょっと考えたらわかることが、わからないなんて……

洗脳されているんじゃないかと感じました。

もしかするとクライアントは

最近仕事がうまくいってないのかもしれませんね。

メンタル弱いところに洗脳は効きそうだしな。

共済って名前はもっともらしいけど

メンタル弱い集団に入るなんてまっぴらごめん。

 

どうせ洗脳されるならいい方向に洗脳されて欲しいものです。

クライアントとはしばらく距離を置こうと決めました。

 

今思い返しても私は断って「正解」でした。

 

補足ですが、

私はドクター苫米地ではありませんし

話しただけで勝手に洗脳!洗脳!と書くのも憚られるので

私にはそう見えた、というニュアンスで

ここではお伝えできればいいかなと思います。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。