赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

その他大勢に埋もれない、ブランディング手法

私はあまりファッションに興味がないのですが、

コンセプトや年齢層も含めて自分の理想にぴったり!と

共感できた数ブランドのものだけを買うようにしています。

難易度の高いコーデができませんので

ブランドで買うのが一番失敗しない服の買い方だと思っています。

 

街のショーウインドーには目を引くものは沢山ありますが

なんとなく「気に入った」を理由に衝動買いしてしまうと

やっぱりなんか変なんですよね。

その逆に、お気に入りブランドで「なんか変」と思った服が

着てみたらすごく合ってビックリするような経験も多々あります。

今日のブログでは、ブランディングについて解説します。

 

 

 

ブランドとブランディング


ブランド(英: brand)とは、

ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。(Wikipediaより)

 

ブランディング(英: branding)とは、

ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法。ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。(Wikipediaより)

 

一言でいうならば、

ブランドというのは、他と区別させるもの。

ブランディングとは、ブランドを認知させるための活動。

ポイントは

自分がどういうブランドだと思っているかではなく

自分が周りにどういうブランドだと思われているか、です。

 

 

うまくいく相手基準のブランディング


他者に認知されてこそブランド。

つまりブランディングをおこなうには

あるがままの自分の視点を一度捨てて考えなければなりません。

そのために必要な問いがあります。

 

「どんなひとに、どう見られたいですか?」

 

まず、ターゲットを決めること。

具体的にイメージしにくければ、

実在の人物(知人、友人、芸能人)でも構いません。

そしてそのターゲットに名前をつけてください。

(ここでは仮に「51歳の製造業、高田社長」とします)

 

高田社長の価値基準はなんでしょう?

高田社長が好む人物像はどんなひとでしょう?

高田社長はどんな士業を信頼するでしょう?

場所、服、髪型、持ち物、セリフ……

思いつく限り書き出してみてください。

 

自分がどうしたいですか?ではなく

高田社長を喜ばせるために自身の姿を作っていきます。

これが相手基準のブランディングです。

 

 

失敗する自分基準のブランディング


自分基準のブランディングとはどのようなものでしょうか。

だいたいの方が著名な方を真似されていたり、

理想の自分像を意識されています。

 

しかし、一度ご自身を直視して欲しいのです。

 

ご自身が持っている強みや経験を書き出すと

残念ながら、よほど特殊な経歴でもなければ

理想のクライアントとギャップがあることに

気づくのではないでしょうか。

 

自分基準ブランディング

卓越した少数派の方にしかできないブランディングです。

まだまだこれからという段階でやってしまうと

どこの企業ともマッチしないのです。

 

お金を払う決定権は100%クライアント側にあって

こちら側にはありません。

選ばれるためには、

相手基準のブランディングをおすすめします。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。