赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

生涯大切にできるギフトとは

今日はギフトは誰が得するのか問題について書きます。

 

 

気に入らなければ売ることも


少し前にギフトのご相談があったのですけど

ギフトって難しいですよね。

一般に「時間をかけて選んでくれた気持ちが嬉しい」といいますけど、

本当申し訳ないのですが私は形の残る物をもらうのが苦手です。

 

こだわりがあり過ぎるので、

自分の好みと違うもので部屋が占領されるのが嫌で

正直いうと、売ってしまうこともあります。

どこかの誰かの目に留まり、大切にしてもらうほうが

箪笥の肥やしで日の目を浴びないより、

物としてもずっと幸せだと思うんですよね。

 

 

その習慣で誰が得するのか


どれだけ考えて選んでくれたとしても

自分で選んだほうがベストなのはわかりきっているのに

それでもギフトという習慣がなくならないのは

購入される店側のビジネスと思っています。

 

なにも、ギフト習慣を無くせと言いたいのではありません。

土地の風習だからとか、渡さないと“おかしい”みたいな

娯楽とも呼べない、ネガティブなお金の使い方に不満があるんです。

 

結局お金の回し合いで、好きなものが買えたはずのお金が

欲しくないものになって返ってくることに疑問を感じます。

 

アクションとリアクションは一字違いだけど意味は全然違いますよね。

誰かへのリアクションで大事なお金を使うのではなく

主体的なアクションとしてギフトが楽しいひとは大いにやればよい。

でも、やらないひとに強要しないでねと強く思います。

 

とはいえこんなの田舎では通用しないかもなぁ。

今までそういうお金の使い方が当たり前だったひとは

理想を押し付けたりするのでしょうね。

 

リサイクルショップで売られる新古品の数を一度見てほしい。

 

 

消えものでプチギフトはおすすめ


とはいえ私もギフトをするのが好きになりました。

改まったギフトというより相手に気を遣わせない程度のプチギフト。

感謝しますと言うだけではなく行動で示したいから、

久しぶりにお会いする方や、お礼を言いたいときに

デパートで数百円のお菓子を買って持参します。

 

これ絶対あの人喜ぶだろうな、出先で配ってくれるかなと

想像しながらギフトを選ぶのは楽しいものです。

 

以前、クライアントが奥様にお洋服をプレゼントしたのに

全く着ないんだと残念がっていましたが

物を贈る場合は、ギフトを選ぶ楽しい時間を買ったと思って

渡した後のことは管理下にないと割り切らないとお互いに不幸です。

 

 

話題豊富なひとは魅力的!体験を贈る


今まで、知識は一生ものだからと

ギフトといえばアマゾンギフト券がベストと断言していた私ですが、

非日常体験こそ最強のギフトではないかと思うようになりました。

 というのも、

子どもに「初任給もらったら何が欲しい?」と聞かれたときに

アマゾンギフト券は嫌や!と即答したからなんですよね。

 

私は子どもに「体験が欲しい」と言っています。

無事に自立してくれたら何もいらないのが本音だけど、

もしもらえるなら、誰にも奪われないものがいい。

体験は何年経っても心に残る素敵なギフトだと思います。

 

別に、高いものじゃなくていいんです。

普段の自分が選ばないもの、例えば、虹色のラーメンとか(?)

一緒に食べるだけでよくて、

美味しくてもまずくてもその時間を共有できたことを楽しみ、

そして思い出に刻みたい。

 

何のために生きてるかっていうと深すぎてここでは語り切れませんが、

遠い目標だけを見て今を犠牲にするのではなく

周囲の人たちと彩り豊かな思い出を作っていくことが

人としての魅力に繋がる。そんな風に考えています。

実際に私の思う魅力的な人は話のネタに事欠きません。

ぜひギフトには体験を、話のネタになるものを選んでみてはどうでしょうか。

 

とはいえ、相手をよく知らないと

難しい&失礼になる可能性もあります。

選べないなら、アマゾンギフト券をおすすめします笑

くれぐれも無難な定番品で安堵するのはやめましょう。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。