赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

悩むひとが共通して持っている余分な〇〇と解決法

アドラー心理学によると

人間の悩みは全て対人関係の悩みだそうです。

転職した当時、私は年齢なんて関係ないとずっと思っていたのに

実はものすごく気にしていたことに気づきました。

 一日の70%を会社で過ごしていた私にとって

とにかく解決したかった人間関係の悩み。

 

今日は悩むひとが共通して持っているものと

その解決法をお伝えします。

 

 

 

実は年齢にこだわっていた自分


当時私は経験者として中途採用されましたが、

管理職として入った訳ではない、ただのプレイヤー。

転職時、その会社には入社数か月の新卒者が4名いました。

どこへ行っても最年少だった私には初めてできた「年下の先輩」。

 

自由な社風で、成果さえあればなんでもありの環境だったので

私の想像する会社像とは明らかに違っていました。

 

その自由さは5歳年下の新卒社員にも早くも受け継がれていて、

イヤフォンで音楽を聴きつつ、ガムを噛みながら

片手間で回答される日々が始まりました。

 

間違いなく私の顔は引きつっていたでしょう。

これが年上だったらここまで腹立たしい気分にはなっていません。

それまで

「年齢なんて関係ない、少し早く産まれただけで何が偉いの」を

豪語していた自分が情けない。こんなにこんなに悔しいなんて。

今まで散々否定してきた古い考えで凝り固まった人間、

それは自分もだったと思い知らされたのでした。

 

“年齢にこだわっていた自分”に気づけたいい経験でした。

 

 

悩むひとが共通して持っている余分な〇〇


どれだけ私が何でこのひとこうなの?と思おうと

他人を変えることなんてできないのだから、

自分が変わるしかないんですよね。

 

目的を明確にしていれば腹も立たなくなりました。

 

その会社の社風が社会的にOKかどうかは

経営者が決めることであって私の範疇外。

私が不快なら自分が他人にやらなければいいだけです。

 

私はこの会社で得たいノウハウがにあるから来ているのであって

同僚に大切に扱われるために会社に行っている訳じゃないんです。

質問があるなら確認事項が聞き出せればそれでよし。

 

何せ残業160時間という過酷な労働でしたから、

昼休憩を入れると毎日17時間は会社にいるんです。

直接仕事と関係ないことで労力を使う余裕もありませんでした。

 

とどのつまり、人間関係で文句言えるひとって

共通して余分な時間があると思うんですね。

時間があるから、その時間を埋めるために

わざわざ悩みごとを作っているに過ぎないってこと。

 

悩むのをやめたいなら、

無理やりにでも予定を入れるしかありません。

なにもブラック企業で残業しまくらなくても大丈夫

(今は残業したくてもできない時代になりましたし)

勉強でも習い事でも運動でもなんでもいいので

没頭できるなにかを今すぐ見つけましょう。

 

 

我以外、皆我が師なり


毎日手帳でその日を振り返りますが、

僅か数週間前の自分の行動を見ても

あのときは未熟だったなと反省します。

 

ということは、今より若かった1年前、3年前、5年前の自分は

どれだけポンコツだったんだろうと思うのです。

そんな過去の若い自分に、今の私は謙虚に学ぶ気にはなれません。

 

それは”自分の”通ってきた道だからですね。

自分の過去はどれだけ遡っても通ってきた道の途中だから

今の自分以上の答えはないと知っています。

 

他人は私の通らなかった、違う道を歩んでいます。

どれだけ歩む期間が短ろうと、私の知らない道。

だから年齢は関係ないのです。

 

我以外、皆我が師なり。

言葉は知っていても

腑に落ちるまでなかなか時間を要しました。

 

私のクライアントは、

一部年下の方もいますが過半数は年上の方。

クライアントに比べれば人生経験のまだまだ少ない私に

謙虚に意見を求めてくださることに尊敬しかありません。

年下を積極的に頼りいつまでも成長し続ける姿、

私もそんな年齢の重ね方をしたいです。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。