赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

毎日コツコツ、理想の自分に近づく文字のトレーニング

手書きの字を見られる機会って意外とあるもので

先日、字を褒められました。

謙遜でもなんでもなく、綺麗な美文字とは違うんですけどね。

 

「自信に溢れた字!」と言われたのですが

私にとっては最高の褒め言葉でした。

だって数年前から筆跡診断をヒントに字を作ってきたのですから。

 

こうして褒められる結果になって嬉しいので

今日はぜひあなたにもシェアしたいと思います。

 

 

 

毎日継続できる「書くこと」


両腕を上に、万歳のポーズをしながら

「悲しい」と言ってみてください。

指で口角を上げながら

「悲しい」と言ってみてください。

どうでしょう?悲しい気分になりましたか?

きっと悲しい気分にはなれなかったと思います。

 

悲しいときに存分に悲しみたいなら

全身で悲しみを増長するポーズをすればいいのですが、

貴重な人生、悲しみを味わうことに

多くの時間を費やしたいというひとは少数派でしょう。

乗り越えたい悲しみに苛まれたとき

心がついてこなくても、

とりあえず腕だけ上げてみるのです。

とりあえず口角を上げてみるのです。

 

感情と身体は連動しています。

ということは、なりたい姿を先取りすれば

どんどん近づいていけるということ。

自信を持って仕事したいと思った私は

前向きな動作を日々の習慣にしたいと考えました。

とはいえ、手を上げながら打ち合わせやPC作業はできません。

思考錯誤ののちに、7年前から筆跡を変えるべく取り組みました。

 

 

自分の分身である字を成長させる


まず最初に決めたことは

真ん中に、大きく、太く(濃く)書くことでした。

実際、真ん中に大きく太く!を守ろうとすると

ササっとは書けません。下手だと悪目立ちしてしまいます。

ゆっくり、丁寧に、線を真っすぐ引くことを意識して

変に崩さず、間隔も注意しました。

堂々と、丁寧な仕事がしたいから。

 

きちんと跳ねる。きちんと閉じる。きちんと角を作る。

そこまでしなくても字としての認識はできるし読めなくもない。

だけど、あえてルールを守ることで誠実に責任感を持ちたいから。

 

小学生の頃、習字を習っていたのですが

当時はどう役立つのかイメージできず

ちっとも楽しくありませんでした。ただの正座が苦痛な時間(笑)

でも、理想の自分になるための文字矯正は

変化が感じられるたびに一歩、また一歩と理想に近づくようで

ワクワクするんですよね。

まるで分身を見ているような気分です。

 

 

字は脳が書いている


私が目指したのは世間一般でいう美文字ではないけれど、

3年後、5年後の理想を思い描いて

日常的にトレーニングできるのが文字でした。

石井裕之さんがダイナマイトモチベーションでもおっしゃってましたが

字って脳が書いているんだそうですよ。

たとえ事故で手を無くしても、足や口を使って書く字は

同じ筆跡になるのだとか。

 

手の癖を直すってことは、脳の癖を直すってこと。

手に入れるには時間がかかるけれど、

これは一生ものの価値ではないでしょうか。

 

もちろん、字が綺麗なことに越したことはありません。

歌舞伎役者の中村隼人さんが

冠婚葬祭なんかで名前や住所が綺麗に書けるように

字を習っていると聞いたことがありますし。

ペーパーレスの時代ですが、

書かなければいけないときほど重要な場面なんですよね。

まずは自分の名前や住所だけでも練習しておくと

応用はいくらでもできると思います。

 

人柄が出てしまう、字。

不本意な形になっていないでしょうか?

私も急ぎのメモなんかでは

まだまだミミズが這ったような字を買いてしまうことがあります苦笑

反省しつつも、何度でも直すを繰り返すしかないので

今後も理想の自分に近づけるよう、意識して書いていきます。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。