赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

高級時計に興味のなかった私が、金のロレックスに憧れた理由

正直、高級時計なんて今まで全く興味なかったんです。

地位材なんて馬鹿らしいって気持ちは今も変わりません。

でも、買いました。

 今日は、高級時計に対する考え方の変化について書いてみたいと思います。

 

 

 

高級時計に興味なかった時代


周りには高級時計のコレクターもいますが、

私は否定もしないけど真似できないなと思っていました。

時間を確認するものは必要だから腕時計は必需品ですが、

何十万、何百万も必要あるのかなって。

 

もともと奪われるものにお金を使わない主義ですので

お金はとにかく健康と知識に集中させたい考えです。

 

今まで使用していた時計も6万円くらいが最高額だったと思います。

それが面白いほど壊れましてね、何度百貨店へ行ったことか。

 

持つからにはとことん拘るし、気に入っていたのですが

ファッションメーカーの時計って弱いんだなぁと実感しました。

結局修理代のほうが高額に感じて次を探すパターンで、

ファッション感覚で買い替えていくのがコスパいいんじゃないかと。

 

仕事関係で参加した懇親会なんかで、

男性陣が時計談義しているのを見ても何も焦りませんでした。

欲しくて買えない訳じゃいから、羨ましくもなんともないんです。

長く所有したい時計に出会えてる事実はいいなと思いましたけどね。

 

もしかしたら、私が気づいてないだけで

安い時計をしてるせいで損をした場面があったかもしれない。

それはわかりません。

 

 

金のロレックスに込められた思い


数か月前、仕事でお会いした経営者の腕には金のロレックスが巻かれていました。

自分には似合わないと言いながらも、常に身に付け、

仕事の大事な場面では時計に触れる習慣があるとおっしゃっていて

聞けば、先代であるお父様の形見なのだそうです。

ここぞというときに力をくれるお守りのような役割なんですね。

 

その話を伺ったとき、とても感動し

私もそんなお守りを残したいと憧れました。

よくいわれる見栄やステイタスシンボルとも違う、装飾品の存在価値。

 

血がつながっていれば、自然と風貌も似てくるし

価値観や食の好みも近い傾向があるから

自分の身体そのものにDNAが受け継がれてると考えることもできるのですが

 

手で触れられる”物”に救われるときってあるんですよね。

ましてやお墓や不動産なんて持ち歩く訳にはいかないし。

いつでもどこでも身に付けられて、

しかも世代を超えて使えるものは限られています。

そのなかで時計を選ぶことは合理的だなと感じました。

 

昨年から父は大きな手術をして今もなお入院中、

さらに先月は自分の精密検査を受けることになり、

人生も折り返し地点、

アラフォーの現実をつきつけられた気がします。

 

新たに身に付ける時計とともに山も谷も味わおう。

そして、可能なら子どもに譲ろう。

 

 

こだわりの一本を……


私も買うとなればリサーチは入念にします。

身に付けるものへの拘りは相変わらずなので

長く持てば何でもいい訳じゃないんです。

店舗も複数行きましたし、電話でも問合せました。

 

いろいろ比較検討した結果、

とある限定モデルを取り寄せてもらい

父の誕生日に手元に受け取れるよう購入しました。

 

ちなみに金のロレックスではありません笑

腕は二本しかないし、一度に一本しか付けられないですから

コレクターになる予定もさらさらないです。

 

高級時計を全面推奨する立場ではありませんが、

180度変わった高級時計への価値観が

伝わっていたら嬉しいです。

私が感銘を受けた「引き継げるお守り」という角度で考えてみると

また違った世界が見えるように思います。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。