赤いウサギの馬ブログ

デザイン事務所創業12年目のsekitobaが、フリーランスが10年続くヒントを日々更新中していきます。

選択に迷ったときに使いたい、3つの質問

今日は、クライアントの判断基準が

私の選択にとても役立っているので

皆様にもシェアしたいと思います。

 

 

 

クライアントの結婚秘話


非常に仲良くさせていただいている

50代後半のクライアントがいまして

10年近くお付き合いがあり

プライベートな話もオープンにしてくださいます。

 

お人柄を説明すると

自分に厳しく勉強家で熱血タイプ。

仕事以外は筋トレとバイクを好まれ

見た目もダンディーな方です。

 

成人した3人のお子様と、お孫さんがいらっしゃり、

かなり早いご結婚だったようでした。

その話題になったとき、

 

「大学卒業してすぐの授かり婚で、当時すごく悩んだよ」

と切り出されました。

 

若くして世帯を持つ重み?とか

そんな話なのかと思いきや、違いました。

 

「めっちゃめっちゃ好きな彼女の妊娠がわかったとき

実はもうひとり、

めっちゃめっちゃ好きな彼女がいて」

 

なんですと!?

 

クライアントは2人のうちどちらを選ぶか、

それはそれは悩まれたそうです苦笑

 

 

どっちを選んでも後悔するなら……!?


クライアントは悩みぬいた末に

妊娠された女性を選ばれたわけですが

その判断基準は責任とは違う視点でした。

 

めっちゃめっちゃ好きな2人の女性を

同時に両方幸せにすることはできないわけで、

どうやったって全員が笑える結果にはならないし

どっちを選んだとしても後悔するのは間違いない。

 

そこでクライアントが出した結論は、

どうせ後悔するならば、カッコいい選択をしよう。

どんな自分で在りたいか、を優先したそうです。

 

二股に関する賛否は置いておいて……

自分の選択に対する評価基準が

相手の女性やその家族や世間ではなく、

未来の自分であるって素晴らしいと思いませんか?

 

相手の女性が可哀想だから、なんて同情は失礼。

 

誰かのために、ではなく、自分のために。

自分を大切にされているから、周りも幸せにできるのでしょう。

 

自分らしい回答を得る3つの質問


迷ったらいばらの道!とおっしゃる経営者もいますが、

解釈が広すぎて 困難=美徳 のように感じられてしまう。

そこで得られる成長はあるのでしょうけども、

何と闘っているのか、何を守りたいのかが明確でないと

とんでもない方向へ行ってしまいそうです。

 

それよりも、

日頃から理想の未来の自分を思い描き、

優しく励まし、時に厳しく叱り、導いてもらうほうが

行動しやすいのではないでしょうか。

 

自分が自分に相談して決めたことならば

謙虚に、素直に聞けるものだし、

失敗しても言い訳できないですからね。

 

未来の視点で自分を矯正していく方法っていいなぁ。

これどこかで聞いたやり方かもなぁと思っていたら、

石井裕之さんがダイナマイトモチベーションで紹介していた

リバースコンディショニングがまさにそれ。

 

神田昌典さんの非常識な成功法則でもおっしゃってましたね。

「決断は、思い切らない。逆算思考とは?」の部分です。

エレベーターに乗って、目標を達成した自分に会いに行く話でした。

 

どんなことも、誰かにやらされていては続かないもの。

自分に厳しい方って、自主的にやってるんですよね。

 

自分はどうなりたいか、を知っているからこそ

モチベーションが維持できるのです。

 

「今これをやったら明日どうなるか。」

「今これをやらなかったら明日どうなるか。」

これらの問いかけでは視点が低すぎて

単純な損得でしかものごとが見えなくなります。

 

今この瞬間が長い人生の一部だと思えば

もっと広くものごとを考えられるのではないでしょうか。

 

迷ったときは、

「今これをやったら20年後どうなるか。」

「今これをやらなかったら20年後どうなるか。」

そして

「それは自分らしい未来の姿か。」

と質問してみましょう。

 

損得を超えた答えになるかもしれませんが、

きっと理想の自分が待っているはずです。

 

 

はい、今日はここまでです。

いかがだったでしょうか。

 

私の知識や経験や考えが

あなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

本日もお付き合いくださり

ありがとうございます。